虐待のカウンセリングは名古屋聖心こころセラピーへ


名古屋 人間関係

虐待              writing by Kitayama

「虐待」とは、自分の保護下にある人や動物に暴力を振るう、もしくは暴言を投げ掛け、肉体的・精神的に苦痛を与える行為を指します。
その対象や種類は様々であり、幼児虐待・児童虐待などの子供虐待、高齢者への虐待、動物虐待、パートナー間の暴力ドメスティックバイオレンス「DV」などがあります。
テレビや新聞でこういった虐待の事件を目にする度に、多くの人が「そんなことをするなんて、信じられない」と怒りや憤りを感じつつも、身近な出来事とは余り捉えられず、どこか他人事のような気がしているのではないでしょうか。中でも児童虐待は、ニュースで頻繁に取り上げられるものは事件や事故にまでなってしまった相当に酷い事例ですが、そこまでではないにしろ意外に「軽度・中度の虐待」は我々の身近なところで頻繁に行われてる可能性は高いのです。
「疲れやストレスを感じている時、子供につい厳しく接してしまう」という事は親なら一度くらいなら誰でも経験しているかと思います。特に母親は、父親よりも子に接する時間が圧倒的に多いため、子育てへのプレッシャーやストレスは父親の比ではありません。知らず知らずのうちに躾(しつけ)の域を超え「虐待」に近い状態になることも少なくありません。父親による虐待よりも母親による虐待件数が多いという事実も、そういった背景を考えると当然だと言えるでしょう。日本では家庭や学校教育の場で「躾(しつけ)と称した体罰」が日常的に行われていたという過去の歴史背景から、未だにどこまでが躾でどこからが虐待なのかという境界線が非常に曖昧です。しかし、子供やパートナーが耐え難い苦痛を感じていれば、それはもはや「虐待」と言えるでしょう。


【児童虐待・子供虐待・幼児虐待】

親が仕事や夫婦仲・ママ友・親との関係などの様々なストレスを抱え込み、そのストレスを処理することが上手くいかず、精神的に不安定になり、その不満を子供にぶつけてしまう為に起きてしまう虐待のことを「児童虐待」「子供虐待」「幼児虐待」と言います。
「児童虐待」「子供虐待」「幼児虐待」と聞けば、一般的に思い浮かぶのは、殴ったり蹴ったり抓ったりする身体的な暴力をイメージされることが多いかも知れません。しかしそればかりではなく、実際には次の4つに分類されます。


身体的虐待
殴る、蹴る、叩くなどの手段を使って、子供に肉体的な苦痛や障害を与えるものです。
精神的虐待や性的虐待と比較すると、子供の体の怪我や怯えや親をかばう不自然な態度から、周囲の人に発見されやすい特徴があります。4つの中で最も多い虐待ですが、これは「厳しいしつけ」との境界線が曖昧であり、親自身も虐待ではないと思い込んでいるケースが多くあります。


性的虐待
実の親が、義理の親が、学校や塾の先生が子供に性的な行為をしたり、性的なイタズラをすることで、自分の性的な欲求を満たそうとするものです。他の虐待と比べ、被害にあっていることが外見的に分かりにくく、子供もそれを訴えるのをためらう傾向が強いため発見そのものが難しい虐待のひとつです。 守るべき大人たちが子供の身体に性的興味を持つのは異常行為以外の何物でもありませんが、そのような未熟な精神構造を持った大人は意外と多いので親は常に万全な注意が必要です。


ネグレクト(放棄虐待)
食事や身の回りの世話を全くしない、会話を全くしないなど、親としての責任を放棄し、子供を放ったらかしにして置くものです。子供を利用して自分の欲求を満たそうとする虐待とは違い「世話をしなければ」と分かっているのに、精神的疲労などから育児が出来なくなるものです。身体的虐待の次に多く、ネグレクトも外部に分かりにくいという特徴があります。また準ネグレクト家庭となると以下のようなものがあります「家の中で会話が余りなかった」「家族で外に出かけることが少なかった」「父親との接点は余りなく家族・父親の実感がなかった」「遊んでもらうことが少なかった」「可愛がってもらった実感が余りない」ネグレクトで育った子供は親になると同じ傾向を示し繰り返してしまうのです。


心理的(精神的)虐待
言葉による脅しや、子供の自尊心を傷つけるようなことを繰り返し発言し、他の兄弟などと比較し差別的な扱いをしたりするものです。
DV「ドメスティックバイオレンス」と心理的虐待は、実は切り離せない関係にあります。家庭内DVによる子への心理的虐待には次のような場面があります。

「子供の前で、夫が妻に暴言を吐き暴力をふるう場面」
「子供の前で、妻が夫に暴言を吐き・暴力をふるう場面」
「母や父が子に暴言を吐く場合」
(子の身体に体罰を加える場合は「身体的虐待」となります)

上記のケースのように夫婦間の暴言暴力の応酬を子供の前、もしくは隣の部屋など、気配を感じるだけでも子供は精神的に心理的に深い傷を負います。どれも、大人の持つストレスや憎悪が直接的・間接的に子供に向けられたものであり、子供の成長に大きな悪影響を与えることから、心理的虐待にあたります。


離婚後の虐待
最近では、夫との離婚後、実の親子ではない、新しい恋人や再婚相手の連れ子を虐待するケースも頻繁に起こるようになりました。虐待をする人は、連れ子をペットのような存在として認識している事が多く、自分になつかなく従順でないと強い不満を持つようになります。また、恋人や新夫の愛情が子供に奪われてしまうという嫉妬心や憎悪から、衝動的に暴力を振るい虐待へと発展してしまうことも多くあります。このような場合、母親は子供を守るのが当然です。しかし、中には子供への虐待を止めるどころか、パートナーに愛情を示すために母親が虐待に加担してしまうという悲惨なケー スもあります。


なぜ虐待が起こってしまうのでしょうか?

虐待の発生は家庭の状況が大きく関係しており、夫婦の不仲や、経済的困難、仕事などの外部要因などのストレスを抱えた家庭では、日常的に不安やイライラが発生しやすいために「気分が優れず、ゆっくり休みたい時に、子供が泣き出した。」など子供が自分の思うようなようにならない時に、つい手が出てしまったり、暴言を吐いたりしてしまうという事が起きやすくなります。また、経済的理由などから仕事に明け暮れ、疲れ果ててしまった状態では、子供とゆっくり向き合うことなど出来ません。「子供を大切にしないと」と思いながらも、疲労や無気力から、ネグレクトに発展してしまうことが多くあります。また、日本は未だに「夫は仕事で妻は家庭」といった性別役割分担の意識が強く、子育ては妻任せということも珍しくなく、夫の妻への子育てへの労いの無さも原因となります。また、シングルマザーの増加や地域との関係の希薄化により母親のストレスが溜め込まれ、それが子供に向けられてしまうことで虐待につながっていきます。


虐待の心理

「虐待は連鎖する」と言われるように、虐待をする親の多くは、幼少期に虐待を受けてきたことが少なくありません。日常生活で当たり前のように虐待行為を目にしていると、自らも物事の解決手段としてそれを学んでしまい、自分の子供へと連鎖させてしまいます。
虐待する人は、幼少期に親からの愛情を十分に感じられなかった事が多く、親に対する不満や怒りという感情が解決されないまま大人になってしまいます。そのため、子供を育てるにあたり、その辛い記憶や感情が刺激されることで、虐待へ走ってしまうと考えられています。そういった満たされない気持ちを抱いている親にとって、子供は“自分の欲求を満たすための存在”でしかありません。そのため、思い通りにならない子供に対して、必要異常に苛立ち、暴力を振るってしまいます。

虐待という過酷な体験は、心理的に子供に重大なダメージを与えます。睡眠障害、無気力、またはアスペルガー症候群の傾向を持ち落ち着きのない「多動」を引き起こすだけでなく、社会不安障害やうつ病、摂食障害など、大人になっても様々な精神的な問題を引き起こします。親から無条件に愛されなかったという思いから「自分には価値がない」という自己評価の低さや、周りの人への不信感を抱きながら生きていくことになるのです。


克服にむけて

虐待されることはもちろん辛いことです。しかし虐待する人も虐待を止めることができず「わたしは酷い親だ、親として失格だ」罪悪感・自己嫌悪の塊になりとても辛い思いをしています。
母親は今までに我が子への「虐待」を「何とかしなくては」と思い悩み名古屋聖心こころセラピーに来られます。虐待が完全に収まる人には、ある種の傾向があります。それは「虐待」の直後、子に対しての罪悪感に苛まれる人です。この方は間違いなく改善されます。理由は「自分らしくない行為」だからです。世の中には「虐待」をしても「当然」と確固たる信念で行っている人もいるのは事実です。このような方は改善されることはありません。なぜならば「そういう人格者」だからです。しかし前述の虐待の後「自分を切り刻んでしまいたくなるほどの自己嫌悪」に陥る人はどうぞ私のセラピーにお越しください。あなたは過去において「虐待のスイッチをもたらされた」のです。改善どころか虐待は無くなります。



 「虐待のスイッチを取り除き、母性を取り戻す手段・対策は
十分に心得ています」  


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