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思考修整セラピー

今ある悩み・苦しみの思考を修正し 問題を解決・克服するためのカウンセリング

 
自閉症  自閉症とは、心の病ではなく、先天的精神疾患であり社会生活を生きていく上で様々な支障や問題が起こる。一番の問題点はその自閉症を持つ養育者や保護者の精神的負担である。心が折れない内に、疲弊しない内の対処が必要である。

自閉症

自閉症の家族

自閉症に関連性のある項目


自閉症の能力障害

自閉症とは限らない場合も多い


自閉症

自閉症
自閉症を「なにかあると直ぐに心を閉ざしてしまう人」「自分に殻に閉じこもってる人」と認識される方も多く見受けられますが、全く違います。

自閉症とは、現在は先天性の脳の機能障害と考えられています。“自閉”という言葉からひきこもりや対人恐怖症などを思い浮かべますが、心の病気ではなく多くの遺伝的な要因が複雑に絡み合って起こるとされており、典型的な自閉症とまでは行かないにしろ軽症の人たちまでも含めると100人に1人いると言われ意外と多くいることになります。

自閉症は、目や耳から入ってくる情報を何らかの理由で脳が上手く処理することができないため、その状況に応じた適切な発言や行動をする事ができません。また、自閉症の人にとっては自分の体験を他者と共有したり、相手の立場に立って自分の行動を考えることは非常に困難だと言えるでしょう。

自閉症は「広汎性発達障害」に含まれる理由から、広汎性発達障害という大きな括りでの病名で診断が下ることがあります。1970年代以降、発達障害として自閉症が注目されるようになると、自閉症の親戚のような症状がいくつか存在することがわかるようになりました。

そのような、社会性の障害を持つ発達障害のグループを「広汎性発達障害」と呼び、その中には、自閉症(小児自閉症)・非定型自閉症・レット症候群・アスペルガー症候群などが含まれています。この中で特に重要なのが、「アスペルガー症候群」であり、自閉症とほぼ同じ特徴があるため、境界があってないようなものだと考えられています。
自閉症といっても症状の現れ方は人それぞれですが、基本的には4つの能力障害があり
3才までに以下の能力障害が現れると、自閉症と診断される可能性があります。


自閉症の能力障害

社会性の発達の障害
赤ちゃんは「笑う」「泣く」などの表現を日常的に行いますが、このような表現や反応が少なく、周辺は単に「おとなしい赤ちゃん」という印象を持つに留まり気付きにくく、やがて成長して行くにつれ、次第に人と関わりを避け、または逆に積極的に関わり過ぎたりと、対人関係において適度な相手との距離を保つことが難しくなっていきます。

「目を合わせない」「平気でどこかへ行ってしまう」という幼児に見られる特徴的な通常と思える行動が「人の気持ちが読めない」「他人に対して無関心」などの社会性が欠如した状態へと発展していきます。


コミュニケーションの障害
初期においては、なかなか言葉が話せなかったり、年齢的からみても言葉に遅れが見られることから始まり、話せるようになれば「独り言」を発したりします。成長し青年期・成人期を迎えても、人から話し掛けられると、オウム返し(反復語)で同じ言葉で答えたり、場面に合った返事が出来ないなどコミュニケーションが思うように上手くとれません。

また、他者との会話の間や、皮肉や冗談などを理解することが困難なため、時には感じた事をそのまま言ってしまい、トラブルに発展してしまう事もあります。


想像力の障害
これは一般的に「こだわり行動」というもので、特定の物だけに著しい興味を示すことです。例えば、くるくる回るものを眺め続けたり、標識や数字などを覚えてしまったりと、意味のないことだとしても、いつまでも飽きることなく続けてしまいます。また、「物事を常に同じままにしておこうとする欲求が強いため、家具の位置や物事の順番が違っていると、元へ戻そうとする傾向があります。


感覚の障害
感覚の異常が見られることが多くあります。音や匂い、痛みなどの感覚を大脳で上手く処理できず、普通の人と異なった反応を示す場合があります。例えば、味覚や嗅覚が人と極端に違うため偏食に走ってしまったり、特定の音に異常に反応し、耳をふさいでしまったりすることも少なくありません。


自閉症は別の様々な病気を併発することがあり、自閉症の半数以上は知的障害を伴っています。児童期や青年期には注意欠陥多動性障害(ADHD)、てんかん、学習障害(LD)が発症しやすいと言われています。また、自閉症の子供の約80%から90%が睡眠障害になると言われ、夜寝つきが悪かったり、数時間おきに目が覚めたりと不健康な生活リズムを作ってしまう傾向があります。


自閉症の家族

自閉症の子供を持つ親は、「きっと自分の育て方が悪いせいで、子供が障害になってしまった」と自分を責めてしまい、人生そのものを悲観的に捉えてしまう人も多くいます。

また、自閉症や発達障害は「目に見えない障害」であるために、養育者は大きな不安や混乱を抱いてしまうに違いありません。そのために夫婦や身内との関係が崩れてしまったり、周りに知られないように子供の障害を必要以上に隠そうとしたり、自分のことを責め続けた結果、親自身が「うつ病」などの精神疾患を伴うことも多くあります。


実は自閉症とは限らない場合も多い

親が子に対し早急な自己判断で「自閉症」と決めつけないでください。似た傾向のものにアスペルガー症候群があります。名古屋聖心こころセラピーには「我が子がアスペルガーと病院で診断されて・・・」と不安な気持ちで当セラピーにお越しになるお母さんも多く、子を連れて来てもらい行動を見させていただくと「正常な範囲内」の子である場合も多いのです。本来の無邪気な子供らしさの部分までも「自閉症?」「アスペルガー?」と過剰反応の母親が多いのは事実です。

保護者である母親がこの先を想い悲嘆に暮れていずに冷静にならなくてはいけません。どんな状況でもそれを容認し未来を明るいものにしていく精神を構築しましょう。