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思考修整セラピー

今ある悩み・苦しみの思考を修正し 問題を解決・克服するためのカウンセリング

 
  依存性人格障害とは、自己決定能力を行使しようとせず、常に自己責任を回避し自分の運命を人に委ね自決能力を放棄する人格を持ちます。
しかしそれでは自分の人生を全うする事ができず、自立した精神構築が絶対条件となります。

依存性人格障害

依存性人格障害のタイプ

自分を世話してくれる人に依存する

辛い状況下でも見守ること

依存性人格障害克服に向けて

依存性人格障害自己診断チェック

依存性人格障害の原因

子供のような言動を繰り返す

親への見捨てられ不安

依存性人格障害に関連性のある項目

依存性人格障害・依存性パーソナリティ障害

親などの保護者や恋人、夫婦、或いは友人など、経済力のある人や自分の世話をしてくれる人に様々な理由を持って依存し、自分自身の自立を妨げている場合には、依存性人格障害として認定されてもやむを得ないでしょう。

依存性人格障害」は最近では「依存性パーソナリティ障害」とも呼ぶことが多くなりました。依存性人格障害・依存性パーソナリティ障害とは、「人から護られていたい」「認められていたい」という過剰な欲求が常にあり、誰かに依存することで自分の人生の責任から逃れようとする障害です。男女比で言えば女性に圧倒的に多く、依存性人格障害・依存性パーソナリティ障害の人は、頼りになる相手から嫌われるのではないかという「見捨てられ不安」が常にあるため、相手に従順に振る舞うことで、自分に対する世話や愛情を引き出そうとします。

自分の欲求や価値観を余り主張することは無く、その受動的な態度は、周りから見ると不自然に思われるかも知れません。しかし“1人で生きていけない”と感じている本人にとっては、自然な心の動きであり、生きていくためのサバイバル手段だとも言えるでしょう。また、依存性人格障害・依存性パーソナリティ障害の人は、リーダーシップのある人や、頼りになる賢い人を強く求め、その人に自分の人生の責任を預け、安全な方向へ導いてもらおうとします。時に、相手の気を引くために、わざと病気のふりをして世話をしてもらおうとする傾向もあり、無力で弱い自分を演じ、相手を依存関係に引きずり込もうとしたりすることも珍しくありません。

面倒見の良い相手をコントロールし、一時的に安心感を得ることが出来たとしても、関係が崩れてしまったとたん極端に精神バランスを崩し、自分の人生に対する自信を失い、抑うつ状態が続いたりします。その結果、一部の人がひきこもりやニートになってしまうことも少なくありません。「依存性人格障害・依存性パーソナリティ障害」の人は、相手からの世話を失ってしまうと厳しい現実で生きていけないと考えてしまうため、相手に“しがみつく”行動を取りますが、この行動は「回避性パーソナリティ障害」が他人との関係を“回避”するのとは対照的な正反対であるしがみつき過ぎる行動パターンだと言えるでしょう。また、この依存性パーソナリティ障害の傾向のある方には「分離不安障害」や「共依存症」「恋愛依存症」を伴っている場合が多くあります。


「依存性パーソナリティ障害」自己診断チェック

ひとりでいると見放されたように感じてしまう

ひとりでいると落ち着かなかったり、虚無感を感じる

自分で計画を立てたり、行動をすることに不安を感じる

周りの人の助言がないと、物事を判断したり決断できない

自分の生活において、誰かに保障してもらい身を委ねたい

嫌われたりするのが怖いため、他人の意見に反対することが出来ない

他人からの愛情や保護を得るためには、不快な事でも我慢して受け入れてしまう

親密な関係が崩れてしまうと、自分を構ってくれる他の誰かを必死に探してしまう

上記4つ以上当てはまれば依存性人格障害・依存性パーソナリティ障害の傾向が考えられます。

   
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依存性パーソナリティ障害のタイプ

依存性人格障害・依存性パーソナリティ障害は大きく5つのタイプに分類できます。

1.不安を与えるタイプ
この依存性人格障害・依存性パーソナリティ障害は、周囲の人達に「いかに自分が弱いか」を強くアピールし、不安感情を与えるタイプです。「回避性パーソナリティ障害」のように、社会的な活動や責任のある立場を避けようとする特徴があります。自分1人では何もできないという感覚から、自分を守ってくれる強い人物には従順になり、自分の人生の責任を取ってもらおうとします。しかし、その人が“どこかへ行ってしまうのではないか”と常に不安を抱き、孤独になることを極度に恐れます。このタイプの人は、社会的責任を回避したいため、病院や福祉施設のような安心できる環境を好む傾向があるため、一般社会から遠ざかり孤独に陥りやすいという問題もあります。

2.適合的なタイプ
この依存性人格障害・依存性パーソナリティ障害は、5つのタイプの中で、最も服従性と協調性の強いタイプです。“他者から見捨てられると自分は何も出来ない”という不安から、相手の顔色を常に伺い、相手の気分に合わせて陽気に振舞ったりもします。一見、社交的で人間関係が得意なタイプの様に見えますが、その裏側には孤独に対する恐怖心が潜んでいるため「自分が独りになることは、自分の存在価値を失ってしまうこと」のように感じてしまうのです。そのため、相手からの世話と愛情を引き出すために、自分を犠牲にしてしまうことも多く「自分がどうしたいか」よりも「相手にどうすれば好かれるか」といつも考えています。他人の反応によって自分のアイデンティティを確立しているので、大切な人からの支えを失うと極端に社会環境に適応できなくなり、抑うつ状態に陥ってしまうことが多いのが特徴です。

3.未成熟なタイプ
この依存性人格障害・依存性パーソナリティ障害は、成熟した人になることや、精神的に自立することから遠ざかろうとするタイプです。まだ自分自身が未成熟なことを理由に、自分の人生に対する責任から逃れようとするため、常に未熟な自分を周りにアピールする傾向があります。例えば、子供のような外見や態度、話し方をすることで「まだ一人で生きていけない」という事を周囲の人に伝えようとします。子供のように保護された環境や生活を好むため、社会的に責任のある立場・役割を引き受けることはありません。本人は、自分1人では生き抜く力はないと強く思っているために、周りが無理に自立させようと追い立ててしまうと、逆に心のバランスを崩したり、ひきこもったりしてしまう可能性が大いにあります。

4.自己無きタイプ
この依存性人格障害・依存性パーソナリティ障害は「自分の人生」と「他人の人生」を依存させ、融合させようとするタイプです。「相手の幸福」は「自分の幸福」と捉えているため、自分を犠牲にしてまでも相手に尽くします。従順な妻が、自分を犠牲にしてまでも夫を助けたりするのはこのタイプの人だと言えるでしょう。自分と他者との境界線がないため、自分の存在価値は全て相手に依存していることになり、相手との関係が壊れれば、自分のアイデンティティを失ったような感覚に陥ってしまいます。その結果、重いうつ病や「境界性パーソナリティ障害」を併発する危険性もあり、4つのタイプの中でも最も深刻なタイプだとも言えます。

5.無能なタイプ
この依存性人格障害・依存性パーソナリティ障害は、自発的な行動力や、エネルギッシュな感情が不足しているタイプです。周りには“やる気がない”無気力という印象を与えるこのタイプは、社会活動へのモチベーションが低く、喜びや楽しいといった感情も余りありません。対人関係においても、“人と親密な関係を築きたい”という欲求が希薄で、この点では「分裂病質パーソナリティ障害」と類似していると考えられます。しかし、この「無能なタイプ」は「分裂病質パーソナリティ障害」のように、他人の欲求や感情に共感することが出来ないのではなく、単に対人関係への熱意が湧いてこないために人との距離を置こうとするのです。このタイプの人にとっては、自分の人生がどのようになろうとそれほど重要ではないため、自分を幸せにしようと積極的に行動をする事がありません。自分に対する関心の低さから、依存的な症状を治したいという当事者の意欲が全く無いために、改善へのプロセスは大変困難を伴うのが特徴です。


依存性パーソナリティ障害の原因

子供は当然のことながら、母親による全面的な保護や世話、愛情を必要とします。子供にとって「空腹」や「寂しさ」を癒してくれる母親の存在は偉大であり絶対的です。乳児期・幼少期の頃には母親に依存することで安心感を得ることができるのですが、やがて成長して行き、時期が来れば母親と自分が異なる存在であることを認識し始め、親からの自立心が芽生え始めます。

健全な生育環境であれば、母親との信頼関係を土台にして自立へのステップを踏み出す事ができるのですが、母親が過保護であると、子供が成長しているのにも関わらずいつまでも子供扱いをしてしまいます。身の回りの世話だけでなく、子供の問題を代わりに解決したりすることで、子供は「無力な存在」として扱われてしまい、親から精神的に自立をすることが許されません。そういった環境で育った「依存性パーソナリティ障害」の方は、大人になっても未熟な子供のように泣いたり“無力”になることにより相手をコントロールしようする欲求が表出してしまうのです。

また、家庭に暴力行為があったり、親がアルコールなどに依存している場合、子供は「自分は全て受け入れられている」という安心感を得ることが出来ないために、親の顔色を伺ったり、時にはいい子を演じたりする必要が出てきます。このように十分な保護を受けられなかった子供は、親からの「見捨てられ不安」を強く抱くために、依存関係によって安心感を得ようとしてしまうのです。


自分を世話してくれる人に依存し頼る

成人し大人になれば自分自身の力で自立して生きていくことが当然であり生き物としての動物的生存行動となりますが、依存性人格障害に該当するのであれば、誰かに寄生するかのように自力を行使せず依存し助けてもらい続けることで自分を確立しており、自分一人の力や能力では生きていけないという考えを持ち、周りを心配させるような行動を取ることや、まるで保護が必要かのように幼さが目立つ行動を取ることもあります。口では色々理由を付けますが結局は自分自身で自立しようという気持ちが全く薄く、誰か依存できる(寄生できる)相手を探してその人に頼り切るようにして生活していることが特徴的です。依存性人格障害になれば、自分一人では生活していけないと感じています。小さな子供が親に依存することは当たり前のことなのですが、成人に至っても尚その意識が抜けずに、自分で自分のことが決められないという事態にも陥ります。やってみたいことを行動したとしても思うように行かなければ依存先である相手にその不満をぶつけます。


自分の人生を自分で決めるという意欲が少ない

自分の人生を自ら切り開いていくという意識は薄く、誰かに頼ることや、誰かに依存して、その人の幸福が自分の幸福であるかのように振舞うことで自分の幸せを保とうとするのですが、それが成し遂げられない場合には、大きなショックを受けて、抑うつ状態に陥ることもあります。人のために尽くすのが一番だと思っている人もいて、献身的にも見えて周りからは賛美されることもあるのですが、自分自身が無くなってしまっているところが問題になってきます。摂食障害などに陥っている場合にも、この傾向がみられる時もあります。ご飯も食べられず弱っている自分であれば、家族から労ってもらえるという考え方をする場合もあります。病気になることで、周りから心配してもらえ、病気になっていないと自分の存在が無いような錯覚に陥っている場合もあります。人生には多くの興味や楽しみがあることに気づかずに、また気づこうともせずに他力本願で生きることはとても勿体ないことです。


小さな子供のような言動を繰り返す

大人になってくると理論的にものを考えることや、話し合いをする場でも合理的にロジカルに話すことなどが一般的になりますが、依存性人格障害の場合には、幼さが前面出てくる場合もあります。泣いたり、時には暴力をふるったりして相手を従わせようとしたりします。まるで、それは小さな子供が自分の意思を押し通そうと、親を困らせている状況に似ています。相手に依存出来て、その関係性が保たれているうちはいいのですが、その関係性が壊されるような状況に陥るとパニックになってしまい、自分の力では立ち上がれないという人もいます。無理に自立を促すことは本人が引きこもってしまうことや、パニック状態になってしまう危険性もあるので、気を付けないといけないのですが、それとなく自立をするように周りの人も援助していくことも大切です。最初から高いハードルを設定すると、くじけてしまいますが、自分に自信が持てる範囲において、自分で何かを行うことは、自分の時間をもって楽しむことへの第一歩にもつながります。


過保護になんでもやってあげることの弊害

親子関係などにおいては、幼少期は力も知恵も大人ほどないために出来ないのが当たり前であり、親が子に世話を焼くということも当たり前でしたが、成人してからも、親が子供の世話を焼いていたり、何か決めるときには熱心にアドバイスをしたりという傾向も依存性人格障害・依存性パーソナリティ障害の家庭では多く見受けられます。自立心の強い子であれば、親に反発してでも自分の意志を通すのですが、一方で自分の意思は持たず親に依存することで行動している場合もあります。しかし何かの出来事でその関係性が崩れた時に、そこに自分の意志がないことに気づくのでは遅過ぎます。何かにつまずいた時には子供自身が自分の頭で考えることが必要になってきますが、そのつまずく石すらも、親がどけてしまえば、大きく転んだ時に自分自身で立ち直れなくなってしまいます。そんな依存性人格障害・依存性パーソナリティ障害を支える親も相当に考えなければなりません。


辛い状況下でも見守ること

相手に依存して生きて行くことは、その人のサバイバル術でもあり、生きていく一つの手段であることもあります。自分を弱く見せることで、いろんなものから身を守ろうとしている可能性もあります。自分の人生であるにも関わらず、基準が他人になってしまっていることは、自分軸を持たないために何も学べておらず非常にもろいものです。所詮人間は一人では生きていけませんので、自分よりも能力の高い人やお金や力のある人に頼ろうとする気持ちは分からないでもないですが、その人たちがその力を失った時や、否応が無しに自分が一人で生きていかなくてはならなくなった時に、依存性人格障害・依存性パーソナリティ障害に陥っていれば、どうしてよいの分からなくなり、さらに深刻な状況に陥ることもあります。そうならないためにも、親や周りの人は手を貸さないで本人の力で行動が起こせるように見守ることも大切です。


自立とは、自分で物事を考え判断し発言し行動を取ること

依存性人格障害・依存性パーソナリティ障害になってしまう家庭においては、親子問題などがかなり関係してきます。子供の自立を促せるように、少し距離を置いてみることや、一から十まで世話をするのではなく、自分で出来るように促してみることや、いろいろな問題を自分で解決できるように見守ることも必要です。しかし、命の危険に関わるような出来事には助けを出す必要もあるでしょう。本人のペースに合わせて、自分一人でも問題を解決できるという成功体験を身に着けることでも、変わっていくでしょう。親としてはむしろ失敗を奨励しましょう。失敗から学ぶことを勧めましょう。つらい状況下でも、助け舟を出さずに見守ることも必要な時もありますし、助けることがあっても、本人の自立心を損なわない範囲で行うことが大切です。


親に対する見捨てられ不安

親や配偶者などに合わせて、自分の身が保障されるということが分かれば、そのような手段に出ることもあるでしょう。しかし、その場合には、親や配偶者がそのことをきちんと理解して、ここまではいいけれど、ここからは自分でやりなさい。というような線引きを行うことも必要です。何でもお世話してくれる人はとても有り難く楽な存在であるかも知れませんが、自分の自立を妨げる存在でもあることを知る必要があります。自立できない状態は社会的な信用も高まりませんし、いつまでたっても子供だなぁと思われてしまう原因にもなります。自分のことは自分で責任を持って出来るように取り組んでいくことも必要です。そういう意味では自分の中にある自立心を大切に、自分の力で何かやってみようという気持ちが大切になってくるでしょう。それでも、自分に自信が持てないという場合には、聖心こころセラピーにお越し頂き、カウンセリングを受け、自己肯定感を高めて自分に自信を持っていくことが必要です。自分を助けてくれる方に対しては感謝の気持ちを持ちつつも、自分の人生は自分で歩むことを忘れないようにしましょう。誰かの顔色を伺うのではなく、自分の人生を歩んでいけるように、自分の好きなことができるように、気持ちを変えていくことも大切なことです。依存している誰かはそのうち関係が崩れることもあります。自分を信じて、自分の力を試してみませんか。


「依存性パーソナリティ障害」克服に向けて

「依存性パーソナリティ障害」は、パニック障害などの不安障害やうつ病などを発症するまで、自分が相手に依存をしていることに気がつかない人も多くいます。改善するには、まず自分が依存性パーソナリティ障害であることを自覚認識する必要があります。今まで繰り返してきた悪い依存関係から脱却し、相手との対等な関係を築いていくためにも、心の奥底にある「寂しさ」や「不安」を解放していかなければなりません。

名古屋聖心こころセラピーでは、カウンセリング・コーチングは基より認知行動療法潜在意識療法などを必要に応じ取り入れ「考え方や捉え方」に変化を促し、相手の言動に振り回される生き方から、自分本位の生き方ができるように「大切な自分という存在」を確立していきます。

「相手に翻弄される不安定な人生からの脱却し、自分自身で成り立つ安定した人生を目指しましょう」


   
依存性パーソナリティ障害に関連性のある項目