人間関係

今ある悩み・苦しみの思考を修正し 問題を解決・克服するためのカウンセリング

 
人間関係   人には二種類あり、一つには人間関係でストレス発散する人、二つには人間関係でストレスを溜め込む人がある。学校・職場・家族・ママ友など全て人生は人間関係が絡む。当然苦手には訳があり改善への対策を講じることが必須。

 < Contents >
□ 人間関係「自分らしくあるために」
□ 職場の人間関係に問題があればストレスは甚大
□ 大人同様子ども達も人間関係で苦しむ場合も
□ 人間関係には少しいい加減さも必要
□ 自分に無理の無い人間関係を築く
□ 深い人間関係ではなくほど良い距離感が肝心
□ 一緒に取り組むことで人間関係が楽しく感じる
□ 人間関係は固く身構えず徐々に慣れていくこと
□ 自分から話しかけることも人間関係には大切
□ 人間関係のコツはほど良い距離感で付き合うこと
□ ママ友やお母さん同士の人間関係の悩み
□ 仕事熱心な中間管理職のYさん(男性)のケース
□ 言いたいことを抑えてしまう高校生J君のケース
□ 保育園児を持つ母親Hさんの人間関係のケース
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 人間関係「自分らしくあるために」

基準は如何に自分らしく居られるか否か

職場、学校、家庭など、子供から大人まで、どの世代にでも人間関係の対立・摩擦や障壁などで苦しみ、また孤立感、疎外感、嫉妬・・・人間関係は、人間である以上、生きていく上で、どのような場面でも事の大小を問わず常に在るもので避けられないものです。

人間関係で悩まれる方の多くは、毎日のように関わり合いを持つ相手に対して苦手意識を心に宿してしまうことで、顔を合わせるその度に精神ストレスが心に疲労感を根付かせ、やがてそれは身体へも悪影響を及ぼし苦しむことにもなりかねません。

人は人の心をついつい探るものです。「こんなことを言ったら相手はどう思うだろう」と、自分に対する人の評価や反応を必要以上に気にしてしまう事が原因となり、相手に必要以上に合わせに行く発言や行動を取るに至り、次第に「自分の事が嫌い」と自己嫌悪や自己否定の傾向を持つに至ります。

その結果、自分が自分の事をとても好きになれないので、「周りの人達も当然自分の事が嫌いに違いない」と推測をし人間関係に心を閉ざしていきます。

自己否定や心を自閉した子供達は、不登校、非行、家庭内暴力、大人では出社拒否、退職、ニート、ひきこもり、家庭内暴力、などを繰り返してしまいます。その為人間関係の悩みから脱却するには、当然、今までの有効に機能しなかった人間関係や対人関係のコミュニケーションに対する考え方の変更が求められます。

その考え方の速やかな変更を、所謂「考え方の土台の構築」を名古屋聖心こころセラピーの心理カウンセリングや認知行動療法などの心理療法がそれを実現致します。

 

 職場の人間関係に問題があればストレスは甚大

人間関係に特に問題も無く、比較的人間関係が円滑であり良好な職場では、程良い緊張感の中にもリラックス状態で仕事が行え、集中力も発揮出来、作業効率のアップ・業務に対するモチベーションの向上そして維持にも繋がります。

しかし、職場において人間関係に問題を感じている場合には、ある特定の苦手意識の在る上司や部署の同僚などに対し常に過剰に敏感な神経のアンテナを張り巡らす結果となり、当然集中力を欠いてしまいミスなどを連続して起こしがちとなりやがて自己嫌悪が高まり仕事への自信さえも喪失してしまう結果に陥りやすくなります。

このように仕事と言えども人間関係の対応いかんにより人生そのものに影響を与えてしまう可能性がある為、人間関係に苦手意識が強く感じられているのなら早期に自己意識を変える必要があります。

 

 大人同様子ども達も人間関係で苦しむ場合も

大人にも家庭の外である社会で様々な人間関係があるように、子ども達にも学校や学習塾などの社会に人間関係があります。大人同様、 クラス・部活・学習塾などで友だちとの人間関係について悩みを抱えている子供達も少なくありません。大人も大変ですが子供達も負けず劣らず大変な世の中です。

子供達には親の顔色を見る事無く、困ったことがあればいつでも話せる日頃の家庭での環境作りがとても大切ですね。

 

 人間関係には少しいい加減さも必要

生真面目で何事も実直に取り組む性格であると、他人の嫌なところなども許せなくなるような実直さを持ってしまうこともあるのですが、「イイ加減な人もいるよね」。位の気持ちで、考えられるようになれば少し自分が楽になる場合もあります。

自分がこうであるから人もこうあるべきだという考え方は、自分がイライラして腹を立ててしまったり結局は辛くもなるし疲れることが多いです。夫婦関係や仕事関係においても、どうしてこんな事も?という感情を持っても相手を変えることは出来ませんので、やはり結局は自分が辛くなってしまいます。

それよりも自分の考え方や態度を変えることで、周りが変わっていく場合も意外にあります。周りとはつかず離れず適当な距離感を持って付き合う程度で良いのではないでしょうか。

親密な関係を築くのは難しいかもしれませんが、自分の仕事ぶりなどを見て評価してくれる人も現れそんな相性の良さそうな人とそこそこ友人として軽く楽しめる関係が良いのではと思います。

 

 自分に無理の無い人間関係を築く

友人関係を築く場合には、自分に無理のない範囲でお付き合いをすることが大切です。普段の自分を出しても一緒に付き合ってくれるような相手を選ぶことで、自分も自分らしく過ごすことができます。恋人関係などでも相手に合わせるだけではなく、自分の好きなことにも付き合ってくれるような相手を選ぶことも必要です。

むしろ、自分の好きなことに相手を引っ張れるような、そんな相手だと居心地も良いでしょう。相手に合わせてばかりですと自分が疲れてしまうことはないでしょうか。相手に合わせる部分があったとしても、自分が自分らしくいられる友人を作ることが最も大切です。

気の合う仲間と一緒に過ごす時間はとても楽しく有意義な時間となるでしょう。自分の興味のあることや大切なことなども話せる相手ができるように自分自身の考え方も変えていくことも必要になるかもしれません。合わない相手と無理に付き合えば段々と自分のペースが崩れて行き、終いには自分自身が嫌になってしまう場合もあります。

落ち込んでいる時には励ましてくれ、前向きな助言をしてくれるような友人を作ることが大切になってきます。

 

 深い人間関係ではなくほど良い距離感が肝心

人間関係を築く上ではこの人とはどの程度付き合っていくと良いのか、という自分の中の目安なども出てくると思います。社会に出れば様々な人と話をする機会もできますが、自分がどの程度仲良くなりたいかということも重要なポイントです。

会社の人間関係やママ友との関係などは、家族との関係に比べれば本来は比重の薄いものにもなってきますので、もし会社での人間関係やママ友関係などが家族関係を壊す程のものであれば考える必要が出てきます。「家族をないがしろにしてまで関係を維持するものであるのか」と考えることが大切です。

会社の人間関係やママ友関係などは自分のある目的のために一緒にいる人たちであるので、本来の友人というのには少し違った関係になります。話すことはあるかも知れませんが、そこまで深く付き合う必要はないのかも知れません。

そこの距離感が上手く掴めないとつらいことにもなりますので、この人とはどのくらいの付き合いをしたら良いのかということは自分の中で割りふる必要があるでしょう。

 

 一緒に取り組むことで人間関係が楽しく感じる

会社の仕事やママ友との関係なども、まずは自分の気持ちが一番に大切なものとなります。仕事の同僚やママ友などは関係性で言えば、広く浅く交遊することが良い関係とも言えますので、「人は人であり、自分は自分だ」という価値観で生きていけるのが良いでしょう。無関心くらいで丁度よい場合もあります。

近所付き合いも一緒であり、近くに住んでいるので、あいさつ程度は当然必要ですが、そこまで深く関わる必要はないかもしれません。自分にプラスとなるような人とお付き合いを大切に考えて、必要ない人間関係は整理することもいいでしょう。

友人や知人が欲しいと思うが余り結局は自分に無理をして付き合っていませんか。そのような場合には、辛いことが多くなり、自分ってなんなのだろう?と感じてしまうことも多いのではないでしょうか。

職場は仕事をする場であり、ママ友関係は子供が楽しく過ごせるための場であるのが基本であるため、完全に自分と気持ちが合った人を見つけるというのは少し難しいかもしれませんし、そもそも必要ですか?とも思います。そんな時には、配偶者であったり、子供であったり、身近な人が自分の良き理解者であってくれる場合も多いです。

その点をきちんと理解して毎日過ごせると楽しく有意義な人生になって行くでしょう。

 

 人間関係は固く身構えず徐々に慣れていくこと

「人間関係」の悩みばかりに目を向けず、職場であれば仕事をしっかりこなすようにすることや、ママ友であれば、子供のことをきちんと見るようにするなど毎日の積み重ねをしっかり行うことも必要です。学校の友人であっても、勉強や部活動などやることに集中してみることもいいでしょう。

そのことを通して話をする人も出てくるようになりますし、何かに向かって一緒に頑張れる人も増えてくるでしょう。

誰かに何かを言われたことをポイントに自分の興味を持っていくのではなく、今自分の目の前にあるやるべきことを一生懸命にやることで、それに共感する人や、自分はこう思うのだけど・・・。と言ってくれる人が増えてくるかもしれません。

夫婦関係においても、相手の考え方を知ることや自分の考え方を伝えることで関係性がより深まることもあります。どの人間関係を大事にしていくかということも自分で優先順位を設けて、自分の時間も大切にしていきましょう。

 

 自分から話しかけることも人間関係には大切

学校での人間関係であれば自ら話をする事なく、ただジッと誰かが話し掛けてくれるのを待つという消極的な方もいるのですが、誰かに話し掛けてもらうのを待つだけでは関係性が広がりません。

話してみないと分からないこともありますし、話しても合わないこともあるかも知れませんが、接点などを見つけてコミュニケーションを取ることは、自分の中で新たなる発見がある場合もありますし、良いこともあるかもしれません。いじめという状況でなければ、少し勇気を出して自分から話し掛けるということもしてみるといいでしょう。

話しかけやすいな。と思う人に話してみるのもいいでしょう。友人関係が構築できると、「自分の、ちょっとなぁ・・・。」と思う部分も受け入れてくれている場合などに気づくこともあり、ああ、あの子は私のことを良く解っていてくれた。と感じることがあるでしょう。

友人の数が例え少なくても、そのような関係の人を一人でも見つけることが出来ると毎日が変わってくるでしょう。大人になってからでも、そうした関係を築けた人がいることは大きな支えにもなりますので、勇気を出して話しかけてみることもいいでしょう。

 

 人間関係のコツはほど良い距離感で付き合うこと

親であれ友人であれ、配偶者や子供でも、ある程度の距離感をもって付き合うことは大切であり必要です。相手も一人の人間であるので、自分のことを完璧に分かってくれる人は少ないでしょう。色々なことがあったとしてもそれでも尚、友好的に付き合ってくれるのであれば、それを有り難い、と思える時も来るのではないでしょうか。

家族の個性が強く、家族が苦手という場合もあるかも知れませんが、「自分は自分だ。」と思い相手とも上手く付き合っていけるといいでしょう。そのために、自分の考え方を少し変えてみるのも良いかもしれません。

聖心こころのセラピーではそんな人間関係の悩みなどにも積極的により良い人間関係を構築維持するための積極的なアドバイスなり改善をを行って行きます

 

 ママ友やお母さん同士の人間関係の悩み

子供たちが通う学校や保育園などでも、お母さん同士の付き合いのなかでの悩み相談も以前に比べ顕著に増えて来ています。
「仲間はずれになりたくない」 「付き合い方が分からない」 「何を話してよいのかわからない」

本来お母さん方は子供たちのサポート役の筈です。ですので、お母さん方の付き合いの程度はサラッと薄い関係で良い筈なのに、なかなかご本人にとっては深刻な問題となるようです。

母親同士での良好な人間関係にこだわり過ぎ、無理をして周りに合わせてしまいがちになり、自分の意見や考えを言い表す事が難しく、壁を感じ自然に会話に溶け込めないで悩んで見える方は意外と多いのです。

聖心こころセラピーの心理カウンセリングや心理療法では、自然な形の自分を形成しどんな人間関係のなかでも生き生きと過ごすことが出来る考え方に切り替える為のお手伝いをさせていただきます。

 

 仕事熱心な中間管理職のYさん(男性)のケース

厳格な親に育てられたYさんは学生の頃より非常に真面目であり正義感・責任感がとても強く、休日も休むことなく、当然帰宅も随分遅く、常に頑張り続けることが当たり前だ、という感覚でいつも自分に対し厳しく律していました。

そしてやがて部下を持つようになったがいつの間にか、部下に対しても「・・・・でなければならない」と厳格な仕事ぶりを求めるようになりました。

また、他人に仕事を押し付けて有給休暇を取る上司や仕事の手を休め歓談している同僚など、厳格なYさんには、このような態度の職場の人達にに対してのイライラが募り、孤立感を深めていき、とうとう心のバランスを崩し不眠に陥りやがて体調も崩してしまい、心療内科に行き「うつ病」の診断を受け休職をしている状態で聖心こころセラピーへ心理カウンセリングを受けにいらっしゃいました。

Yさんは、カウンセラーとじっくり話し合い、カウンセリングは基よりヒプノセラピーなどの心理療法を駆使し、仕事に対する考え方や同僚との人間関係に対する根本的な考え方を一新されました。

上司や同僚は相変わらずですが、人間関係に対する考え方を一新した事でイライラがぐんと減り「自分は自分人は人」と、自分のペースを人に翻弄される事も無く、また仕事とプライベートの切り替えが気持ちよくスムーズに出来るようになり、休日には奥様と連れ立って映画やスポーツ、旅行なども今ではすっかり「楽しむ為の人生」に。

時折Yさんはクライアント専用の掲示板で、どのような週末を過ごしたのかを楽しく話してくださいます。「週末の楽しみがあれば、仕事も頑張れる」という考えが今ではすっかり定着され、奥様にとっても「素敵な昔の恋人が帰ってきた気分」と喜ばれているそうです。

 

 言いたいことを抑えてしまう高校生J君のケース

クラスメイトとの人間関係が苦手なJさんは友達に嫌われる事を怖れ、自分の言いたい事を言えずに相手のペースに合わせてばかりいました。そしていつも相手の気持ちを推し量り、その結果自身の発言や意思表示が全く出来ません。

カウンセリングでのJ君の自己評価はとても低く、いつも周りの友だちと自分とを比較しては自分を卑下し、自分らしく生きられない自分を嘆いてばかりでした。

厳格な両親を持つJ君はきっと親に褒めてもらうことや認めてもらう事が少なかったのでしょう。出来たことは「当たり前」、彼が上手く機能しない事に対してだけ批判を展開する、このような傾向の親をもつに至るとJ君のような「常に自分を批判する」傾向を宿し易くなります。

そんなJ君には「自分を愛する心」という課題が重要になってきます。

J君とのカウンセリングでは、良好な人間関係にこだわり過ぎぬこと、相手に無理に合わせる必要はないこと、自分は唯一自分であるから他人と比較しても意味がないことなど、J君の様々なケースを題材に挙げながら話していき、そして新たな考えを潜在意識の中に宿していく事により、自分を肯定する考え方の土台を完成させて行きました。

J君は、セッションを終了される頃、「私が私らしくいることを認めてくれる友達と楽しくやっていくことが最高に心地良い」と、笑顔で話してくださいました。

 

 保育園児を持つ母親Hさんの人間関係のケース

Hさんは娘の通う保育園での母親同士の人間関係がとても苦手であり、お迎えなどで母親同士が顔を合わせての立ち話が段々と苦痛となり、お迎えに限らず全ての保育園行事がある度に、何日も前から憂鬱な気分を持ち始め、母親同士の人間関係を避けたくて仕方がなくなり、何とか行けない口実を探そうと考えるようになりました。

Hさんはカウンセリングでの話によると、「私は学生の頃には学校やクラブ活動・友人関係にも積極的で何でも物おじせずに話せた昔のように、明るい自分を取り戻したい」「そして、今のような人に怯えてビクビクしている自分が凄く嫌です」目的がハッキリとしていたHさんには人に対する意識の変換が必要でした。

心理カウンセリングで対人に対する意識の刷新に合意を頂き、それを論理立てて理解し望んでもらいました。

Hさんの当初の希望はカウンセリングで対応して欲しいとの希望があったのでそのような手順で理解をして頂きましたが、「わかってはいるんですけど…でも…」いわゆる、「でも…けど…」の世界はなかなかの壁となります。もう一度、Hさんと協議し、潜在意識にそれを受け入れてもらうように繰り返していきました。

やがてセッションを数回続けていく中でHさんはご自身の意識の変化に気付くことが出来たようです。

「今までは人に対して身構えてしまって、みんなからは少し離れたところから見ていたけれど、今日は自分からそこに自然に参加する事が出来、母親同士の会話を楽しめました。」「苦手意識のあった人とも自然に接することが出来るようになり、その人のいいところも見つけられるようになった。

一緒に食事を楽しむ余裕もできた。」と人間関係を意識し過ぎる事無く、自分らしくその場を楽しめた事をとても喜んでいらっしゃいました。 このように、Hさんは学生時代のHさんをすっかり取り戻されました。