不登校・ひきこもり(ニート)のカウンセリングは名古屋聖心こころセラピーへ


名古屋 人間関係

不登校・ひきこもり・ニート          Writing By Kitayama

不登校・ひきこもり・ニート問題は近年益々増加の一途を辿り、マスコミでも常に広く取り挙げられており、友人・知・人同僚の家庭の中でも「不登校・ひきこもり・ニート」などの状態に陥っている方は最近では珍しいケースでもありません。
それもそのはず、それぞれの家庭でのプライベートな問題が、今や名古屋市の人口に匹敵する200万人を優に超える程の不登校・ひきこもり・ニートがこの国に存在します。
やがて非生産人口に結び付き、家庭問題は基より税収面の減少・生活保護費などの福祉費の増大など、国としての深刻な社会問題にまで発展する時代になってしまいました。

説明するまでもなく、不登校・ひきこもり・ニートは人間関係の悩みや不安から学校や会社に行かず、家に閉じこもってしまう状態です。この状態が長引けば、本人はその後「戻ったとしても学校に通い続けれるのか」「また再び働けるようになるのか」と不安を抱き「これ以上失敗は繰り返したくない」と常に悪いイメージを増幅するようになります。それが外出への恐怖を一段と強くさせ、益々家から出られなくなるという完全に負のスパイラルに巻き込まれていきます。また保護者や家族が「早く学校や社会生活に戻って欲しい」と焦るが余り、本人に強く激励したり、理解しようと努め過ぎたりすることで事態がより一層悪化することも多く見受けられます。
不登校・ひきこもり・ニートは外部社会との関わりを絶つだけではなく、生活の乱れや不安から身体にも悪影響を及ぼしてしまう大きな問題です。人生を台無しにしてしまう前に、家庭全体が崩壊する前にこの問題にじっくりと向き合い改善し社会復帰をしていかなければなりません。
「不登校」と「ひきこもり」このふたつの問題は「外出ができない」という点では同じですが、心理面には相違点があります。


不登校

不登校は何等かの理由で学校に行きたくないと強く感じ、家に閉じこもっている状態をいいます。不登校の子供は悩みの本質を理解していれば、その問題へ具体的に対応することで比較的改善しやすいと考えます。しかし本人の理由がよく分からない「無自覚」もかなり多数であるのが実情です。まずは、やみくもに叱ったり不登校を注意するのではなく「なぜ学校に行きたくないのか」話をじっくりと聞き、子供の心を理解することが第一だと考えられます。しかし実際には家族とのコミュニケーションが 円滑ではないために子供が不登校の理由が無自覚ではなく理由があったとしても、親にその理由を明確にしない子供も多くいます。信頼関係が出来ていないためです。「お腹が痛い」「気分が悪い」など身体の変調を訴え、本当の理由をごまかしている場合もよくあるパターンです。


ひきこもり(ニート)

ひきこもりは社会に出ることに漠然とした不安や抵抗感を持っていますが、明確に何が嫌なのかあれこれ理由は延べますが、実のところは本人もわかっていない場合が殆どです。掴みどころが明確でないために、社会復帰するには、多少時間が掛かると一般的には言われています。ひきこもりで心療内科・精神科などの医療機関を訪れると「パーソナリティ障害(人格障害)」「社会不安障害」などの診断名がつくことも多くあり「病気」を理由に益々ひきこもりを固めていくケースも多々あります。
ここでは、ニートをひきこもりに含んで記載していますが、実際には「ニート」は身内以外の第三者(友人や知人など)の繋がりがあるのに対し、ひきこもりは一部身内を除き対人関係を一切遮断するといった違いがあります。


では、なぜ外に出られなくなるのでしょうか。

不登校やひきこもりは、なにか特別な出来事によって引き起こされるのではなく、様々な要素が複雑に関係しています。


意欲の低下と結果
外出できない原因の一つに、意欲の低下があります。自分が本当に何をしたいのかが分からなかったり、本当にやりたいことが他にあったりすると、職場や学校に魅力を感じることができず、家に閉じこもってしまいます。外出や友人関係などの人生を楽しむ精神が幼少時代に形成されていないため、そのやりたいことの殆どは俗に言う「ひきこもりの三種の神器」です。それは「ゲーム」「パソコン」「アニメ」となります。ここで問題なのはバーチャルや二次元の世界、ネットワークの向こう側での楽な希薄な人間関係しかありません。それに没頭し現実世界から逃避することで、更に外の世界への無関心は加速度を増し、実社会で正常に生活をすることが益々困難になっていきます。


社会の多様化
また、ひきこもりや不登校を増やしてしまう要因に社会の多様化があります。今は、昔のように学校に通うのが当たり前という時代ではなくなってきています。海外に留学したり、学校を中退し自分で何か仕事を起こしたり、主夫になることさえ許されてしまう時代です。この多様な価値観や選択肢の多さが逆に将来への見通しを不安定にさせ、自分の道を見つけられず混乱を引き起こします。父親とのかかわりが薄い環境で育った子供は、母親の価値観のみに翻弄され男性としての物事の捉え方を得られていません。


理想の自分と現実の自分
ひきこもりを長引かせてしまえば、その期間に比例した分だけ社会との接点がなくなり、そのため自分よがりな偏った考えを加速させていき、必要以上に思い悩みます。理想の自分と現実の自分のギャップを感じ、自己嫌悪を増幅させ「自分は駄目な人間なんだ」となり、自ら社会との溝を広げてしまいます。始めの頃は、学校や仕事に対する小さな不安であったのにも関わらず、長くひきこもってしまうことで「本当はこうあるべきなのに、できていない自分」を意識的に或は無意識に責めるようになります。このような焦燥感は時にイライラを引き起こし、暴力や自傷行為に繋がることもあるため、周囲は注意をしなければなりません。
不登校・ひきこもりの人は、将来に対する展望を持っていないと思われがちですが、実はそうでもなく、本人なりの夢や理想を持っていることが多くあります。社会とのコミュニケーションが少ないために、非現実的な夢を持つ人も多いのですが、周りの人が少しでも目標を達成できるようにサポートすることで、子供は周囲に対して信頼感を持つことが徐々に進めていきます。


●根本的な原因、実は親子問題

不登校・ひきこもりに悩む方の多くが「外出するのがなんとなく不安」と感じています。「学校へいくのが不安」「社会に出るのが不安」と、不安な感情がすべての行動をストップさせています。こういったネガティブな感情は、幼少期や思春期に子供が親からの自立に向けての必要な養分をを十分に受け取ることができていないために起こっています。
両親からすれば「そんなはずはない、私は一生懸命育てたのに」と感じてしまうかも知れません。しかし、両親の不和やDVなど明らかに家庭に問題がある場合だけでなく、過保護や厳しく育てることや自分の理想に誘導したり、子をコントロールするなど、仕事などで忙しく子に手が掛けられなかったり無関心であったり、愚痴が多いなど、子供の心はそんなことがひとつでもあれば感受性の強い子は十分に不安定になります。家庭は子供にとって「安全基地」として機能する必要があります。そこで、無条件に受け入れてもらえることで、学校や外の世界に耐えることができるようになるのですが、その家庭が「安全基地」として機能していない場合、受け入れてもらえるという安心感を持つことができないため、外の世界に飛び出す自信を失ってしまいます。
また、父親不在の家庭環境も不登校・ひきこもりの大きな原因の1つです。
父親が仕事などであまり家にいない場合、子供は父親に頼ることができず、守られているという安心感が薄れていきます。父親が家にいたとしても休日子供を連れ出し遊びの中で社会性を教えるなどの努力を怠った場合にも十分すぎる原因となります。母親も日常の悩みを一人で抱えるため、ストレスが溜まりやすくな、子供を必要以上に叱りつけてしまうことも少なくありません。 逆に「子供命」の母親が、なんでも手を出し口をだし露払いをし過ぎるため困難に立ち向かえない子供を育成してしまう結果にもなります。
そのようにして、子供は「夢を持ち困難に立ち向かう」精神を持てず「自分はダメな人間だ」「友達も家族も私を理解してくれない」と自信をなくし、生きがいを失ったまま大人になり、不登校やひきこもり・ニートという状態に陥ってしまうのです。


不登校・ひきこもり・ニートの克服に向けて

悩みを抱えている本人はもちろんのこと、周囲で見守る家族はどうしても問題の解決を急いでしまいますが、その焦りが逆に本人へのプレッシャーとなり、精神的に追い詰めてしまいます。不登校・ひきこもりは親に対して絶望や不信感を表面的には表さずとも必ず持っています。そのため、本来ならば、親から本人に歩み寄り、距離を縮めることが必要ですが実際にはあまり有効な手段ではありません。
親が子の気持ちを理解することは、もちろん良いことではありますが、子が「自分の意思が親には通る」と判断し、その後は堂々と不登校・ひきこもりを展開するパターンが多いのです。親が子に腫れ物に触るようになってしまっては、不登校・ひきこもり・ニートの解決には繋がりません。名古屋聖心こころセラピーでは、まず両親と面談し現状を把握し対策の協議を入念にします。そのうえで認知行動療法や論理的素行法などのコーチングを用い本人との取り組みに入ります。机上の取り組みだけではなく、外を歩きながら、公園を散策しながら、遊びながら、運動をしながら、人生を生きていく「物事の捉え方」「考え方」を構築していきます。そして一番大切なことは「人生は楽しみに溢れている」とうい感覚を身に着け、そのために「やるべきことをやる」の精神を理解していきます。


「絡まった糸を解すよりも、一度捨て去り糸を紡いだほうが良い結果もあります」

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