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思考修整セラピー

今ある悩み・苦しみの思考を修正し 問題を解決・克服するためのカウンセリング

 
自己否定・自己嫌悪  自己否定・自己嫌悪を持つ人の中で幸せな人を誰ひとりとして未だに見たことがありません。
もしあなたを大切に思う人がいるとしたなら、あなたが自分自身を嫌い責める姿はあなた以上に相当辛いものと映ることになるでしょう。

自己否定・自己嫌悪

理想の自分は本当の自分ではない?

自己否定・自己嫌悪に関連のある項目


自分を好きになれない。

自己否定・自己嫌悪を前向きな気持ちへ


自己否定・自己嫌悪

自己否定・自己嫌悪
自己否定自己嫌悪とは、自分のことを好きになれない感情です。うつ病の人は、特にこの感情が顕著に表れます。誰にでも少しぐらいは「自分はここが駄目だなぁ」と思うこともあるかとは思いますが。ただ、自己否定感が強くなりその考えに囚われ過ぎてしまえば「ここが駄目だなぁ」だった「部分的な箇所」から「自分は駄目な人間だ」というように「全人格的」な否定に陥り、そんな自分に対し「嫌悪感」を持つに至り、今の自分を全く認められなくなります。


自分を好きになれないのは何故か

自己否定感の強い人には「理想とする自分」が存在します。そして「理想の自分」と「現在の自分」の違いを常に気にし「どうして自分は理想の自分と違うのか」と悩みます。この「理想の自分」というのは多くの場合完璧な人間であり、到達するのがおおよそ不可能であることが殆どです。その為、自己否定感の強い人は常に「理想の自分」と「現在の自分」のギャップに苦しむことになります。

では、「理想の自分」のイメージはどこから来たものなのでしょうか。それは最初から自分の中にあったものでしょうか。答えは違います。「理想の自分」「こう在りたいと思う自分」というのは、自分の育ってきた環境の中で、徐々に育まれてきたものです。

幼い頃は、ただ目の前のことに夢中で、自分の思うまま、無邪気に振る舞っていたと思います。例えば電車やバスで席を立って走り回ろうとしたり、大声を出したり、食事を食べる時にガチャガチャ音を立てたり、お菓子をお腹いっぱい食べようとしたり、色々と思い当たるのではないでしょうか。そうして、親から「そんなことをしては駄目だよ」と注意されて、礼儀やマナー等を覚えていったのではないかと思います。子どもの躾(しつけ)は、親の大切な義務です。しかし、躾をする時、親がどのように子どもに対して接してきたかの方法論が問題です。

自分の行動を親に注意された時、子どもは自分のやりたいと思っていることを我慢しようとします。そうして我慢した結果「偉いね」と褒められます。多くの場合、親は子どもを叱る時「何故その行動を取ってはならないのか」を子供が理解できる程度にその理由を噛み砕き説明します。礼儀やマナーの躾の場合、子どもは「何故」を理解したうえで我慢します。

しかし、親が子どもを叱る時に「自分が子どもに○○であってほしいから」という理由であると「何故」の理由が歪んでいきます。例えば遊んでいる子どもに対して「勉強しなさい」「それはあなたの為に言っているのよ」と注意や叱り、勉強したら「偉いね」と褒めたとします。そうなると、子どもは「勉強したら褒めてもらえる」と当然に思います。または勉強を頑張ろう、とも思うかも知れません。

しかし、それから後、子どもがスポーツや芸術活動といった勉強以外のことをした時、反応しなかったり、明らかに勉強した時よりも良い反応を示さなかったりしたとします。そうなると、子どもの考えは段々と「勉強したら褒めてもらえる」から「勉強しないと褒めてもらえない」になっていきます。ここに「勉強ができる自分」という理想が完成します。

親が子どもに対して「勉強ができる子であってほしい」と思っている為に「勉強ができる自分」という理想が出来上がります。

このように、家族や、周囲の人との関わり合いの中で徐々に「理想の自分」のイメージが組み上がり、本人はそのイメージに極力自分を合わせようと努力します。その必死さと、自己否定感の底には「理想の自分でなければ愛されない、理想に届いていない自分は要らない」という考えがあるのです。

努力することは勿論悪いことではないのですが、このような考えを基準に努力しているようであれば、努力している間は苦しいばかりですし、いくら頑張ってもなかなか満足することはできません。そして「もっと頑張らないと」と思い、自分で自分を褒めてあげることが困難になってしまいます。また、上手くいかないことや、不快なことがあっても全て自分のせいだと思い、自分を責めてしまうようになっていきます。


理想の自分は本当の自分ではない?

人は、他の人と円滑に付き合って行く為に「お付き合い用の、外向きの自分」を持っています。あまり親しくない人に対して良い顔をする人を「外面が良い」と言いますが、「お付き合い用の自分」のことを「仮面の自分(ペルソナ)」と呼ぶこともあります。

自己否定感を持ちやすい人は「愛される為の理想の自分」のイメージに近づく為に、本人は駄目だと思っている自分を捨てていきます。そして、大勢の人から愛されようとすればする程ドンドン理想から掛け離れていくと、駄目な自分を切り離していき、本当の自分が徐々に分からなくなっていきます。

更に、それだけの辛い思いをして「理想の自分」という仮面を手に入れても「切り離して来た自分こそが本当の自分なんだ」と思ってしまう為に、褒められても当然に受け入れることは出来ず「本当の自分は違う。駄目な奴だ」と考えてしまい、自分で自分を認められません。 本来は「仮面の自分」も「切り離した(抑えている)自分」も自分の一部です。褒められたのも、頑張ったのも自分自身なのですがそれが認められないのが、この「自己否定」「自己嫌悪」の持つ人の特徴なのです。


自己否定・自己嫌悪を前向きな気持ちへ変換していくには

まずは、何故自己否定の気持ちが出てきたのかの起因を見つけます。自己否定感の強くなってきた時期はいつなのか、何をきっかけに強くなったのかを考えます。きっかけが分かったなら、今度は何故その出来事が基で自己否定感が強くなったのかを考えます。

自己否定をしがちな理由、というのはただ一つの出来事によるものだけではないからです。自己否定・自己嫌悪を持つに至った理由としては、親から十分な愛情を得られなかった(機能不全家族)からだ、という考えが一番妥当と考えます。しかし、いじめ・家族との離別・子どもの頃の病気等の経験によっても自己否定感が強く育って行くという考えもあります。故に本人から話を聞いた上であらゆる原因を探って行くのが重要です。

何故自己否定感が強いのかの原因をよく理解できたなら、自分を受け入れていく為、辛い気持を軽くしていく為にはどのような考え方、出来事の捉え方をしていけば良いのかをカウンセラーと話し合って行きます。そのようにして、その考え方、認識が行えるように論理的思考を身に着けながら自己否定・自己嫌悪からの離脱を図ります。初期段階においては多少は人によって難しいかも知れませんが、必ず自己否定感・自己嫌悪は次第に減退していき、自分を労わる気持ち、優しい気持ち、理解する気持ちなどの自己肯定感が湧いてきます。

名古屋聖心こころセラピーでは「自己否定・自己嫌悪」を「自己肯定」への変換をお引き受けしております。「本当にそんなことが出来るの?」と皆さんに初回面談の時に言われます。そしていつも「そんなことばかりしておりますので大丈夫ですよ」と応えています。そしてその後「本当にそうでしたね」と納得していただけます。辛い毎日から抜け出すことは意外とそんなに難しいことではありませんよ。


「自己否定・自己嫌悪をお持ちの方で幸せな人は見たことがありません。幸せになるためにはまず自己肯定感への変換をなさねばなりません」