名古屋の自己肯定感|カウンセリング 自分を認める心を育てるための相談室

自己肯定感

 

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当カウンセリングは、診断や治療といった医療行為を行うものではありません。臨床心理士や公認心理師といった専門資格を持つカウンセラーが、認知行動療法などの心理療法を用い、様々な問題で悩む方々に対し、ご自身の心と向き合い、不安のメカニズムを理解し、日常生活をより穏やかに過ごすための専門的なサポートを提供します。


本記事は、アメリカ精神医学会(APA)が発行する『DSM-5-TR:精神疾患の診断・統計マニュアル 第5版 改訂版』に基づき、臨床心理士が専門的知見のもとに執筆・監修しています。本内容は診断や医療行為を目的としたものではなく、カウンセリングにおける理解を深めるための情報提供としてご利用ください。
目次

自己肯定感とは?自分を認める心の土台

自己肯定感とは、自分自身をそのまま受け入れ、「自分には価値がある」と感じることができる感覚のことです。完璧である必要はなく、うまくいかないことや失敗があっても、自分自身を否定せずにいられる心の土台とも言えます。

自己肯定感が安定している人は、周囲の評価だけに左右されることなく、自分の気持ちや考えを大切にすることができます。そのため、人間関係や仕事の中でも比較的落ち着いて行動することができます。

一方で自己肯定感が低いと、自分に自信が持てなかったり、他人の評価に強く影響されてしまうことがあります。

自己肯定感が低い人の特徴

自己肯定感が低いと、日常のさまざまな場面で自分を責めてしまうことがあります。

例えば次のような傾向が見られることがあります。

  • 自分に自信が持てない
  • 失敗すると強く落ち込む
  • 人からどう思われるか気になる
  • 自分よりも相手を優先してしまう
  • 人間関係で疲れやすい

こうした状態が続くと、自分の気持ちよりも周囲の期待を優先するようになり、生きづらさを感じることもあります。

自己肯定感が低くなる原因

自己肯定感が低くなる背景には、さまざまな要因が関係していることがあります。

例えば

  • 子どもの頃に否定される経験が多かった
  • 家庭の中で安心感が得られなかった
  • 親の期待に応え続けてきた
  • 周囲の評価を強く気にする環境だった

こうした経験が重なると、「自分は十分ではない」と感じやすくなり、自己肯定感が低くなることがあります。

自己肯定感とアダルトチルドレン

自己肯定感の低さは、アダルトチルドレンの問題と関係していることもあります。

子どもの頃に家庭の中で安心感や受け入れられている感覚を得られなかった場合、自分の価値を感じにくくなることがあります。その結果、大人になってからも自分を否定する気持ちが強く残ってしまうことがあります。

このような背景があると、人間関係の中でも自分より相手を優先しすぎてしまうことがあります。

自己肯定感が人間関係に与える影響

自己肯定感は、人間関係のあり方にも大きく影響することがあります。

自己肯定感が安定している人は、自分の気持ちや考えを大切にしながら相手と関わることができます。そのため、人間関係の中でも過度に相手に合わせすぎたり、自分を犠牲にすることが少なくなります。

一方で自己肯定感が低いと、相手に嫌われないように無理をしてしまったり、自分の気持ちより相手を優先してしまうことがあります。その結果、人間関係の中で疲れやすくなったり、苦しさを感じることもあります。

自己肯定感は、自分を大切にしながら人と関わるための大切な心の土台とも言えます。

自己肯定感を高めるためのヒント

自己肯定感を高めるためには、自分を責める考え方に気づくことが大切です。

自己肯定感が低いと、うまくいかない出来事があるとすぐに「自分が悪い」と考えてしまうことがあります。しかし、人は誰でも失敗したり迷ったりするものです。

自分の気持ちや考えを少しずつ大切にすることが、自己肯定感を育てる第一歩になります。

自己肯定感チェック|自分の状態を知る

例えば次のような項目に当てはまることはありませんか。

  • 自分に自信が持てない
  • 人の評価が気になる
  • 自分を責めてしまうことが多い
  • 自分よりも相手を優先してしまう
  • 自分の気持ちが分からなくなることがある

こうした傾向が続いていると、自己肯定感が低くなっている可能性があります。自分の状態に気づくことが、心のあり方を見直すきっかけになることもあります。

自己肯定感の低さの背景には、子どもの頃の家庭環境や人間関係の影響が関係していることがあります。
そのため、自分を責めてしまう自己否定や自己嫌悪、幼少期の経験が影響するアダルトチルドレン(AC)、親子関係によって形成される愛着の問題、人間関係の中で相手を優先しすぎてしまう共依存などのテーマとつながっていることもあります。

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参考文献・参考資料

  • 高垣忠一郎(2008) 自己肯定感って、なんやろう? かもがわ出版

この記事の著者

榊原カウンセラーは臨床心理士・キャリアコンサルタント・管理栄養士。日本福祉大学大学院修了(心理学修士)、名古屋学芸大学卒。公立小学校での栄養教諭を経て、現在は心理・教育・栄養の複合的な視点から支援活動を行う。日本心理学会・日本心理臨床学会会員として、心の健康や対人関係に関する情報発信・執筆にも力を注いでいる。

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