夫婦カウンセリング

夫婦カウンセリングへの想い
夫婦問題解決への意義 永遠の愛を誓い合い、婚姻関係の契りを交わしたあの「結婚式」の想いを夫婦二人が今も保ち続けていますか? あの頃の二人は「この人と共に人生を生きよう」と心に誓ったはずです。
そんなとても崇高であり尊い想いが、既に遠い過去の出来事のように感じ、お互いの心が彷徨い歩き迷子になってはいませんか?
親子の生活は精々20年ですが、夫婦はその2倍3倍の長きを生活し人生を共に生きることになります。夫婦として一体感無く違和感を覚えながら問題を諦めたり、棚上げし先送りするなり、考えないようにする。そんな夫婦には何の意味も意義もありません。
親としての責任を果たす 夫婦不仲は子どもの将来にも多大なる影響を及ぼします。子の前では夫婦喧嘩や対立を避けているからと、もし考えているのであればそれは大いなる間違いです。子どもは全てお見通しです。将来子どもたちが良縁に恵まれ良い家庭を築くことを望まれるのであれば、今一度夫婦もしくはあなた自身がカウンセリングを受けていただき「夫婦の再構築」を図るべきだと考えます。
言葉は良くないかもしれませんが
「一回こっきりの人生です。どうせ夫婦をやって行くのであれば愛の溢れる楽しい最高の夫婦関係を目指しましょう」そんな思いでご相談をお待ちしております。
どのようなことが、夫婦問題となるのでしょうか?
「3組に1組が離婚する」と言われるこの時代。
多くの方が、結婚生活を続けるべきか、それとも離婚という道を選ぶべきか、悩みながら、様々な夫婦問題に関するご相談で、名古屋聖心こころセラピーにお越しになります。
「この人と、生涯を共に生きていこう」そう心に決めてスタートしたはずの結婚生活。しかし、時間の経過と共に、年月の経過と共に、

こんなはずではなかったのに…

相手から愛されている実感が、全くない…

私の(僕の)ことを、何も理解してくれない…

話し合っても、いつも意見が平行線で、前に進まない…
など、様々な不満が、次第に心の中に募っていきます。
そして、二人の関係がギクシャクし始め、やがて、修復が難しいほどの深い溝ができてしまい、現在の「夫婦不仲」という状況に至ってしまってはいませんか?
さらには、夫婦二人の問題だけでなく、外部の要因が引き金となって、夫婦問題に発展する場合もあります。
例えば、
- 義理の両親や、義理の兄弟姉妹など、親族間の問題
- 冠婚葬祭の場での、考え方の違いや、心ない発言
- 出産や子育てにまつわる、価値観の対立や、協力体制の不備
などが、二人の関係を思わぬ方向へと悪化させてしまうキッカケとなることもあります。
浮気・不倫、性格の不一致、価値観の相違、コミュニケーション不足(特に男女間の思考や感情表現の差異)、モラルハラスメント(モラハラ)、パートナーの不機嫌、セックスレス、DV(ドメスティック・バイオレンス)…。
夫婦関係が悪化し、不仲となる要因は、挙げればキリがないほど、本当にたくさん存在します。
幸いなことに、最近では男性の方々の中にも、「カウンセリングは、夫婦問題を解決するための有効な手段だ」と理解してくださる方が増えてきました。
そのおかげでグラフで示したように、あらゆる世代、20代から70代までの幅広い年齢層のご夫婦の方々が、名古屋聖心こころセラピーに、様々な夫婦問題に関する悩みや相談にお越しくださるようになりました。(グラフ「夫婦問題について相談しに来られる人の割合」参照)

以下に、夫婦の問題について、いくつかの側面から書き記しましたので、もしよろしければ参考にしていただければと思います。
カウンセリングで、夫婦の「意思疎通」について考えませんか?
夫婦として長く一緒に生活していると、いつの間にか「慣れ」が生じ、相手を思いやる気持ちや、言葉による丁寧なコミュニケーションが、不足してしまうことがあります。
その結果、下記のようなすれ違いが発生しやすくなります。
役割や期待を一方的に押し付けてしまう

夫なんだから、これくらいやるべきだ

妻なんだから、こうあるべきだ
不満やいらだち

あの時、こう言ってほしかったのに…

どうして、分かってくれないんだ!
不満ばかりを言い合い、何の解決にもならない会話を繰り返していたり、あるいは、一方が一生懸命話しても、相手が全く耳を傾けなかったり…。
そのような小さなすれ違いや不和が、積み重なっていくうちに、激しい夫婦喧嘩や、不倫、セックスレスといった、より深刻な問題へと発展し、夫婦問題がはっきりと表面化してしまうようになります。
中には、片方は「自分たちの関係は、まあまあ上手くいっている」と信じていたのに、ある日突然、相手から離婚や別居を切り出される、というパターンも少なくありません。
最初は些細なすれ違いだったものが、気づかないうちに、すぐには解決できないような、深刻な問題へと発展してしまっていることも多いのです。
名古屋聖心こころセラピーでは、まず、お二人のそれぞれの意思やお気持ちを丁寧にお聴きし、より良いコミュニケーションの在り方について、一緒に考えていきます。
不倫問題:解決への道筋を一緒に考えましょう
浮気や不倫は、離婚原因の中でも特に多く挙げられる、深刻な夫婦問題の一つです。
パートナーに対して、「もしかしたら、浮気をしているかもしれない…」と感じた瞬間から、様々な不安や心配事が、次から次へと襲ってきます。
もし、本気だったらどうしよう…
もう、関係を修復することはできないのだろうか…
と思い悩み、眠れない夜を過ごす。しかし、真実を知るのが怖くて、相手に直接確かめることができない…。そんな方も、きっと多くいらっしゃるに違いありません。
また、浮気や不倫をしてしまった側のご本人も、
- 「このままではいけない」と感じながらも、離婚すべきかどうか悩んでいる
- パートナーに対する罪悪感を抱きながらも、不倫相手と別れることができない
といった、複雑な葛藤を抱えているケースも、決して珍しくはありません。
浮気・不倫に至るきっかけは様々ですが、主に3つのタイプに分類することができるかもしれません。
以下は理解を助けるための参考分類であり、医学的・臨床的なものではありません。実際には複数の要因が絡み合うことが多いため、あくまで一つの見方としてご参照ください。
- タイプ1:恋愛依存・刺激希求タイプ
-
特定のパートナーだけでは満足できず、常に新しい異性との関係や、恋愛のドキドキ感を求めてしまうタイプです。「色々な相手と交際していないと気が済まない」といった感覚があり、たとえ理想の人と巡り合えたとしても、関係に慣れてしまうと、すぐに他の異性に目移りしてしまう傾向があります。「恋愛依存症」とも言えるかもしれません。
- タイプ2:夫婦関係への不満・逃避タイプ
-
現在の夫婦生活への不満や、関係性の不和が積み重なり、そのストレス発散や、現実逃避のためについ浮気に走ってしまうタイプです。パートナーとのセックスレスや、愛情不足を感じていることなどが、他の相手を求めてしまう原因となります。
- タイプ3:衝動的・状況流されタイプ
-
お酒に酔った勢いや、その場の雰囲気などに流されて、衝動的に浮気をしてしまうタイプです。「つい魔がさして…」といった言い訳をしがちですが、これが一度きりとは限らず、同じような状況で、定期的に繰り返してしまうことも少なくありません。
浮気・不倫が発覚することによって、当然ながら夫婦関係は大きく悪化してしまいます。
しかし、見方を変えれば、これまで水面下に隠れていた、夫婦間の根本的な問題が表面化した、と捉えることもできます。
そして、それをきっかけとして、夫婦カウンセリングなどを通して、お互いの関係性を深く見つめ直し、再構築していく、という可能性も、決してゼロではありません。

相談しにくい「セックスレス」問題:改善への糸口を探る
近年、夫婦間の問題として「セックスレス」のご相談が増加傾向にあり、一種の社会問題とも言われています。
一般的に、セックスレスとは「特殊な事情が認められないにもかかわらず、カップルの合意した性交やセクシャル・コンタクトがいずれも1ヶ月以上なく、その後も長期に渡ることが予想される場合(日本性科学会より)」のことを指します。
セックスレスに至る原因は、様々な要因が複雑に絡み合っていることが多いのですが、主に、
- 仕事や家事・育児による疲労やストレス
- 性交渉そのものに対する関心の低下(加齢、マンネリ化など)
- 出産後の環境の変化(身体的・心理的変化、育児中心の生活など)
- 夫婦間のコミュニケーション不足やすれ違い
などが原因として挙げられます。
中には、過去の性的なトラウマや、異性あるいは性交渉そのものに対する強い嫌悪感がある、といった深刻なケースも見られます。
パートナーにセックスレスの理由を尋ねても、「仕事で疲れているから…」「気分が乗らないから…」などといった、曖昧な返事しか返ってこなかったり、あるいは、相手に性交渉を要求すること自体に、ためらいや不安を感じてしまい、なかなか話を切り出せない、という方も少なくありません。
セックスレスの問題は、非常にデリケートであり、親しい友人や家族にも、なかなか相談しにくいと感じられるかもしれませんね。
そのような時は、ぜひ一度、名古屋聖心こころセラピーにご相談ください。専門家であるカウンセラーが、お二人の間に入り、安心して話し合える場を提供し、改善への糸口を一緒に探っていきましょう。

子育て・家事の分担:夫婦間の大切な課題
日本には、文化的な背景からか、「男は仕事、女は家事・育児」といった、性別による役割分担の意識が、まだ根強く残っている側面があります。
そのため、家族よりも、仕事や自分の趣味、友人との付き合いなどを優先させてしまう男性が多い、というのも、残念ながら実情かもしれません。

家事や育児に、もっと協力してほしい!

私ばっかり、大変な思いをしている!
夫(パートナー)に対して、「家事や育児に、もっと協力してほしい!」「私ばっかり、大変な思いをしている!」と、不満を抱いている妻(パートナー)は、本当に多いのではないでしょうか。
たとえ、夫(パートナー)には悪気がなかったとしても、妻(パートナー)からすると、その行動が家庭を軽視しているように見え、不満や不信感を与えてしまい、夫婦問題へと発展してしまうこともあります。
名古屋聖心こころセラピーでは、
- 男性・女性それぞれの価値観の違いを理解し、歩み寄る
- 子育てや家事への関わり方について、具体的な分担や協力体制を話し合う
といったことについても、お手伝いをし、より良い協力関係を築き、問題解決へと導きます。
夫婦といえども、DV(ドメスティック・バイオレンス)は決して許されません
「DV(ドメスティック・バイオレンス)」とは、配偶者や元配偶者、あるいは恋人といった、親密な関係にある相手から加えられる、暴力や、心身に重大な悪影響を及ぼす言動や態度のことを指します。
DVには、様々な形態があります。
- 身体的DV
-
殴る、蹴る、物を投げつける、突き飛ばす、などの暴力行為
- 精神的DV
-
大声で怒鳴る、人格を否定するような暴言を吐く、無視する、行動を監視・制限する、などの言葉や態度による精神的な攻撃(モラルハラスメントもこれに含まれます)
- 性的DV
-
望まない性行為を強要する、避妊に協力しない、などの性的な暴力
- 経済的DV
-
生活費を渡さない、外で働くことを妨害する、借金を負わせる、などの経済的な支配や圧迫
- 社会的DV
-
友人や親族との付き合いを制限する、電話やメールをチェックするなど、社会的に孤立させようとする行為
DVがある関係では、まず何よりも「心身の安全確保」が最優先となります。すぐに決断を促すことはありませんが、安心して現状を見つめられる環境づくりと、必要に応じた支援機関との連携を丁寧に進めていきます。
しかし、これが「夫婦」という関係性であるがゆえに、様々な思いが交錯し、簡単には変えられない、という現実があります。

世間体が気になる…

子どものことを考えると、離婚できない…

経済的に自立できるか不安だ…

相手からの報復が怖い…
といった様々な思いから、恐怖に怯えながらも、なかなか離婚に踏み切れず、長い間、耐え続けてしまっている方も、決して少なくないのです。
当セラピーでは、まず、あなたの現在の状況と、お気持ちを、丁寧にお伺いします。そして、何よりも最優先すべきは、あなたの心と身体の安全を確保することである、という視点に立ち、少しでもあなたの気持ちが和らぎ、心が落ち着けるようにサポートします。
その上で、凝り固まってしまった考え方(固着した概念)や、心や身体に深く刻まれた傷に寄り添いながら、客観的に現状を認識し、冷静な判断力を取り戻せるように、お手伝いをしていきます。
そして、今後の具体的な対処法(例:別居、離婚、法的措置、公的支援の活用など)について、一緒に考えていきます。
夫婦問題と言えども、DVが関わる場合には、ご本人の安全確保が最優先です。必要に応じて、弁護士や、公的な保護施設(配偶者暴力相談支援センターなど)といった専門機関と連携を取りながら、問題解決を図っていく場合もあります。
※個人情報保護について
名古屋聖心こころセラピーでは、個人情報保護に関する法令・規範を遵守しております。たとえご夫婦間であっても、ご本人の同意なく、ご相談内容をパートナーや第三者に開示することは、個人情報保護の観点から一切行っておりません。安心してご相談ください。

夫婦問題の背景に潜む「夫婦共依存」
夫婦関係に関するご相談の中には、実は「夫婦間の共依存」の関係性が、問題の根底にある、というケースが多く見られます。
「共依存」とは、文字通り、「共に、相手に依存し合っている状態」です。多くの場合、世話をする側(ケアテイカー)と、世話をされる側(依存者)という役割が固定化されています。
例えば、
- 夫(あるいは妻)に、アルコール依存、ギャンブル依存、DV、借金、働かない、家事や育児に全く無関心、といった深刻な問題がある
- それにも関わらず、妻(あるいは夫)は、「私がいなければ、この人はダメになってしまう」「私しか、この人を救うことはできない」と信じ込み、必死に相手を支えようと努力する
- しかし、その「支える」という行為が、かえって相手の問題行動を助長してしまい、ますます状況が悪化していく…
という、悪循環(負のスパイラル)に陥ってしまうのです。
それでも、世話をする側の妻(夫)は、「私だけが大変なんじゃない。夫(妻)だって、苦しんでいるんです」と、ひたすら相手に尽くし続け、自分自身の感情や欲求を犠牲にしてしまいます。
もし、その家庭にお子さんがいれば、その不健全で、理不尽な関係性は、お子さんの心に深い傷を残し、「機能不全家族」を形成してしまいます。そして、将来、お子さんがアダルトチルドレンとして、様々な生きづらさを抱えてしまうリスクを高めてしまうでしょう。
世話をする側の妻(夫)は、多くの場合、自己評価が非常に低く、相手に尽くし、相手に従うことによってしか、自己の存在意義を確認できない、という傾向があります。
一見すると、「持ちつ持たれつ」の、支え合っている関係のようにも見えますが、実際には、非常に深刻な問題を抱えた、不健康な状態と言えるでしょう。
この問題を解決するためには、尽くす側(世話をする側)が、まずその不健全な関わり方(対応)を改めない限り、根本的な解決には至りません。

経済的な問題:深刻化する前に、ご相談を
- 家のローン
- 子どもの教育費
- 日々の生活費
…などがかさみ、経済的に余裕がなくなってくると、自然と家庭内の雰囲気も、ピリピリとした、余裕のないものになってきます。
夫(パートナー)の給料だけでは生活が苦しく、共働きとなり、それに加えて家事や育児の負担も重なれば、ストレスや不満が生み出されるのは、避けられないかもしれません。
そして、お金の問題が原因で、夫婦喧嘩が絶えなくなり、最終的に関係が破綻してしまう…というご相談も、決して珍しくありません。
あるいは、パートナーが買い物依存症やギャンブル依存症などに陥り、家族に内緒で勝手に借金やローンを組んでしまい、それが発覚して大きな問題になる、ということもあります。
お金は、信用・信頼の基盤となる、非常にデリケートな問題です。夫(妻)が、パートナーに隠れて消費者金融などから借り入れをしていた、といったことが発覚してしまうと、夫婦関係は一気に危機的な状況(暗礁に乗り上げる)に陥りますので、決してしてはいけないことですね。
しかし、一度は謝罪しても、依存症が背景にある場合、同じことを何度も繰り返してしまうケースが、圧倒的に多いのが現実です。
再発を防止するためにも、名古屋聖心こころセラピーで、その背景にある心理的な問題に対するケアを行うことが、当然ながら必要となります。
夫婦関係が、子どもの成長に与える影響
夫婦カウンセリングでのご相談の一つに、夫婦間の問題が、お子さんに悪影響を与えている、というケースがあります。
問題のある家庭では、
- 両親が、子どもの目の前で、激しい口論をする
- 夫婦間の喧嘩に、子どもを巻き込んでしまう(例:「どっちが正しいと思う?」と聞くなど)
- 子どもに対して、パートナーの悪口を言ったり、自分の味方にしようと誘導したりする
- 夫婦間の不満や寂しさを埋め合わせるように、子どもに対して過干渉、過保護になってしまう
といったことが起こりがちです。
これらはすべて、子どもに必要のない心配や不安を与え、大人の喧嘩に無理やり参加させていることになり、感情のはけ口となってしまった子どもは、精神的なバランスを崩してしまいます。
さらには、世間体を気にするあまり、あるいは子どものため、という名目で、離婚せずに「仮面夫婦」を装い、冷え切った関係のまま一緒に暮らし続ける、という夫婦もいます。
しかし、子どもは親の些細な変化にも敏感です。夫婦の間に愛情がないこと、不仲であることを、子どもはちゃんと悟っているでしょう。
親の問題は、親(大人同士)で解決しなければなりません。
子どもの健やかな成長のためにも、早急に夫婦問題を解決し、夫婦関係を良好にする必要があります。
子どもを、大人の喧嘩に無理やり参加させ、感情のはけ口にすることは、絶対にしてはいけないことです。
理想の夫婦関係とは? 目指すべき姿を一緒に考えましょう
あなたにとって、「理想的な夫婦」とは、どのような関係でしょうか?
一般的に、バランスの取れた、良好な夫婦関係の特徴として、
- お互いの価値観の違いを認め合い、尊重し合っている
- 日常的なコミュニケーションが、きちんと取れている
ということが挙げられます。
思ったこと、感じたことを、溜め込まずに、きちんと言葉にして相手に伝えること。そして、相手の話にも、きちんと耳を傾けること。それが、お互いを信頼し合う関係を生み出し、それを継続していくための基本となります。
また、たまには意見がぶつかり、喧嘩をすることがあったとしても、その後、問題を長引かせずに、素早く解決し、すぐに普段の関係に戻ることができれば、それは良好で、平穏な生活を保つ上で、大切な力と言えるでしょう。
自分の時間も大切ですが、それ以上に、夫婦二人で過ごす時間を作り、一緒に楽しめることを見つけることで、家庭が、単なる生活の場ではなく、安らぎと喜びを感じられる、ストレスのない場所になるように、心がけることも大切です。
名古屋聖心こころセラピーの夫婦カウンセリングでは、お二人が抱えている夫婦問題と真摯に向き合い、お二人にとっての「理想の夫婦関係」を、一緒に考え、構築していくお手伝いをします。
人生には、山あり谷あり。夫婦関係も、同じです。
でも、困難な谷を二人で乗り越えれば、そこにはきっと、素晴らしい景色が待っているはずです。
夫婦の最善の関係を、再構築していきましょう
女性は、日々の家事・育児の大変さに加えて、夫(パートナー)からの自分への不理解や、夫(パートナー)への不信感などが重なると、「何をやっても、うまくいかない…」「私って、なんてダメなんだろう…」と、情けなく思われ、すべての自信が崩壊してしまったかのような、深い絶望感に陥ってしまうことがあります。
一方、男性も、仕事のプレッシャーに追われ、妻(パートナー)の気持ちを十分に理解することができず、妻(パートナー)からの要求や不満に対して、正面から向き合うことを避けてしまいがちです。
コミュニケーションが、上手くとれている夫婦は、たとえ何か問題が発生したとしても、二人で知恵を出し合い、考え方を工夫することで、素早く、建設的に問題を解決していくことができます。
そのような良好な夫婦関係を目指し、温かく、安心できる家庭を築いていけるよう、名古屋聖心こころセラピーでは、夫婦カウンセリングを通して、お二人にとっての「最善の夫婦関係」を再構築していくお手伝いをします。
- 夫(男性パートナー)には、世帯主として、あるいはパートナーとしての自覚を促し…
- 妻(女性パートナー)には、一人の女性としての自信や、本来の輝きを取り戻し…
夫婦お互いが、「色々あったけれど、本当にあなたと結婚して良かった」と、心から認め合える関係。
そこまで、話し合いによって関係性を改善していくことは、実は、あなたが思っているほど、難しい作業ではないかもしれません。
私たちには、そのためのノウハウと経験があります。
夫婦問題の解決、そして夫婦関係の改善に向けて、どうぞお気軽に、名古屋聖心こころセラピーへご相談ください。
夫婦カウンセリングのご予約について
夫婦カウンセリングのご予約は、まずはお一人からでも、ご夫婦お二人揃ってでも、どちらでも構いません。赤ちゃん連れでのご来室も、元気いっぱいで、少し落ち着きのないお子様も、大歓迎です。
相手に変化を求めるよりも、まずはお互いが、自分自身と向き合い、変わることから始めてみませんか?
それが、夫婦改善への、大切な「はじめの一歩」です。
- ご予約はお一人でも、お二人でも可能です
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初回は、ご夫婦ご一緒に受けていただいても、まずはお一人で受けていただいても、どちらでも大丈夫です。
- 男性の方のご相談も増えています
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中には、カウンセリングを受けることに抵抗があったり、「自分に都合が悪い」と感じて、同席をしたがらないケースも少なくありませんが、昔に比べ、最近では男性もカウンセリングの有効性や必要性をご理解くださる方が増えています。
- まずはお一人からでも、ご相談ください
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夫婦問題やパートナーへの困りごとなどを「何とかしたい」と願っている、あなたご自身がお越しください。そして、詳しい事情をお伺いした上で、改めて、ご夫婦での問題解決への取り組みを、どのように進めていくのが最善か、一緒に考えていきましょう。
お申し込みいただくにあたり、以上の点をご理解・ご了承の上、名古屋聖心こころセラピーのカウンセリングへお申し込みいただければ幸いです。

カウンセリングのプロセス
当セラピーでは、単なる表面的な人生相談ではなく、夫婦問題の根本的な解決を目指します。そのため、「心の問題」を、臨床心理学の理論に基づいて深く理解し、お一人おひとりの状況に合わせた、具体的な支援や介入方法を検討していきます。
カウンセリングプロセスの基本的な流れ
自己認識
現在の状況や環境を客観的に把握し、ご自身の心の傾向や考え方の癖、そして問題が発生した根本的な原因(場合によっては、ご自身の生育過程や、育ったご家族の影響なども含みます)を、正しく分析し、特定していく段階です。
自己対峙・葛藤
これまでの価値観や、行動・思考の習慣に対して、変化を促していきます。より良い関係性を築くために、発言や行動を、より建設的なものへと変えていく段階です。
このプロセスでは、抑うつ的な気分や、怒り、変化への抵抗(否認)といった、心理的な葛藤が起こり、一時的に辛さを感じる状況となることもあります。しかし、これは変化のために必要なプロセスです。
自己理解・自己受容
ご自身の良い面も、悪い面(と感じている部分)も含めて、深く理解し、ありのままの自分自身を認め、すべてを受け容れる段階です。
自己選択・自己決定
ご自身、そしてパートナーと協力しながら、これからの二人の関係性における目標や、目指すべき方向性を決めていく段階です。
それは、誰かに決められるのではなく、あなた自身が選択し、あなた自身が決定することです。そして、その目標を達成するための、具体的なプロセス(行動計画)を設定します。
実行・適応
ここからは、設定した目標に向けて、具体的な行動を実行し、その結果を求めていく段階です。
定期的にカウンセリングの中で、どこが上手くできており、どこがまだ課題として残っているのかを、一緒に振り返りながら検討し、新しい、より良い関係性のパターンを、日常生活の中に定着させていくことを目指します。
夫婦カウンセリング心理テスト
参考文献・参考資料
- 伊藤裕子・池田政子・相良順子(2014) 『夫婦関係と心理的健康 子育て期から高齢期まで』 ナカニシヤ出版
- 伊藤裕子(2015) 夫婦関係における親密性の様相 発達心理学研究 第26巻 第4号