親子共依存カウンセリング

親子共依存とは、親が子に対して親主導の影響力を行使し続けることにより、子の自発性や精神的な独立を妨げてしまう、不健全な関係性のパターンです。
周りの目から見ると、一見「仲の良い親子」に映ることも多く、ご本人たちもその問題に気づいていない場合がほとんどですが、そこには様々な弊害が潜んでおり、親子双方が生きづらさを抱えていることが多いのです。

目次

親子共依存とは?:自立を妨げる関係性

親子共依存とは? 従う/尽くす期待に応えようとする 過干渉/過保護 支配/コントロール 支配される側 褒められたい 認められたい 支配する側 子どもの養育 過剰な期待 価値観の押し付け

親と子の関係は、子どもが生まれた時から始まり、親は子を大切に育て、子は親を頼りに成長し、いずれは一人の人間として、それぞれの人生を歩んでいく…それが本来の自然な姿ですよね。
しかし、「親子共依存」の関係では、親と子がそれぞれの人生を送るどころか、親も子も、いくつになっても精神的にべったりとした状態を続け、その不健全な関係にしがみつき、なかなか離れることができない、という状況に陥っています。

「親子共依存」は、読んで字のごとく、親と子が「共に」「依存し合っている」ことで成り立っている関係と言えます。

もちろん、子どもが小さい頃は、親がいなければ生きていけませんので、親に依存するのは必然的なことです。
しかし、親子共依存の場合、親が「子どもには、こうなってほしい」「あんな人間には、絶対になってほしくない」といった、親自身の要求や価値観、将来への過剰な期待で、子どもを縛り付け、コントロール(支配)しようとします。

子どもは、その親の期待に応えようと、一生懸命に頑張ります。親の要求が強くなればなるほど、「もっともっと努力しなければ!」と、「親から認められたい」「褒めてほしい」「喜んでもらいたい」という思いが募りますが、かえって親のもっと高い要求を引き出すこととなり、子どもは常に自分自身にプレッシャーを掛け続けることになります。

その状態が長く続くと、子どもは、常に人の顔色を気にして怯えながら生活したり、うつ状態・摂食症・頭痛や腹痛といった心身不良や、問題行動・不登校・ニートやひきこもりに繋がります。しかし本人は生まれた時から今までの生活が当たり前であり、不調の「原因」が何なのか理解できない場合が多いです。

果たしてこの状態が健全な状態でしょうか。求め・求められる関係は利害が一致しているかもしれませんが、無視できない大きな問題が親子間にあると言えるでしょう。

親子共依存のパターン:あなたはどちらのタイプ?

親子共依存の関係性には、いくつかのパターンが見られます。

パターンA
無自覚な共依存

A1

お母さんも色々と大変なんだから、娘の私としては、お母さんの愚痴や不満を聞いてあげるのは、当然のことじゃない?

A2

親は親なりに、僕のことを一生懸命育ててくれたんだから、その期待に応えなければ、親不孝だ

パターンB
自覚がありながらも抜け出せない共依存

B1

正直、お母さんの愚痴を聞くのは、もう嫌なんだけど…。でも、私が聞いてあげれば、とりあえず丸く収まるから…

B2

本当は、僕は〇〇がしたいんだけど…。でも、お父さんが言う△△にしておけば、親の期待に背くことにもならないし、まず間違いないだろうから…

特に、後のパターンBの場合、「母の愚痴を聞くのは嫌」「本当は〇〇がしたい」と、自分の中に苦痛や、本当の願望があるにも関わらず、親を優先してしまい、自分の意思とは反対の行動をとってしまっています。
親子の関係を壊したくないために、仕方なく親の考えを受け入れてしまう傾向にあります。

結局のところ、パターンA(無自覚)もパターンB(自覚あり)も、根底にあるのは何ら変わることのない、完全な「共依存」「共に依存し合っている状態」です。この状態では、親も子も、お互いに精神的に自立することはありません。
自分自身の本当の気持ちを抑え込み、向き合うべき問題(親子関係の問題、自分自身の問題)から目を背け、親(あるいは子)を優先した人生を送っています。

親の言うことをよく聞くいい子として見られますが、大人になっても親が中心の生活では自立はありません。躾ではなく子どもを支配し、子は親に服従する関係こそ「親子共依存」といえます。

共依存者の特徴:チェックしてみましょう

もし、あなたが「もしかしたら、自分は親と共依存の関係にあるのかもしれない…」と感じているなら、以下の項目をチェックしてみてください。(これは、主に「子」の立場から見た特徴です)

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  • あなたの親は、自分の果たせなかった夢などを、あなたに託し過剰な期待をかけていた(いる)
  • あなたの親は、あなたがテストなどで良い成績を取ると、あなた以上に喜んだ(あるいは、悪いとひどく落胆した)
  • あなたの親は、あなたの一日のスケジュールなどを、細かく把握し、管理したがる傾向があった(ある)
  • あなたの親は、あなたの着る服などを、自分で選んで買い与えてくれた(幼少期は除く)
  • あなたの親は、ピアノ、バレエ、英会話、絵画など、多くの習い事をあなたに奨励した(あるいは、強制した)
  • あなたの親は、あなたの進学、就職、恋愛、結婚などに対して、過剰な助言、誘導、干渉があった(ある)
  • あなたの親は、常にあなたに話しかけ、あなたは親の良き理解者、聞き役を務めていた(いる)
  • あなたの親は、自分の思う通りに事が進まないと、ヒステリックになったり、感情の起伏が激しかったりする

どうでしょうか?
上記のようなことが多く当てはまったとしても、もし、あなたの心も体も、すこぶる健康で、幸せを感じている状態であれば、特に問題はないのかもしれません。
しかし、もしあなたが、その関係性の中で、心身に何らかの不調(例:気分の落ち込み、不安感、原因不明の体調不良など)を感じているようであれば、それは大いに問題がある、と言えるでしょう。

子どもは、生まれて物心がつくまでは、食べ物を食べる、安心して眠る、体を動かす、清潔に過ごす…など、親の助けなしでは生きていくことができません。
しかし、いつかは一人の人間として、親から独立し、自分の足で人生を歩んでいく(巣立っていく)ものです。
子どもの成長過程の中で、上記のような過剰な関わりが日常茶飯事であれば、お子さんの健全な自立が妨げられ、いつか何らかの形で、心や行動に不具合が生じてくるでしょう。

そして、これは親御さんだけに問題がある、というわけではありません。
実は、その不健全な関係性に、知らず知らずのうちに適応してしまっている、あなた自身の中にも、解決すべき大きな問題が隠れているのです。

支える側の心理:なぜ「尽くすこと」をやめられないのか?

共依存の関係において、「支える側」(多くの場合、子ども側)になってしまう人には、どのような特徴が見られるのでしょうか? ご自身の心の中を探ってみてください。

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  • 結婚相手は、親が認めてくれた人に限る、と考えている
  • 親が喜んでくれることが大切であり、私の喜びでもある、と感じている
  • 親が落ち込んでいると自分も辛くなり一緒になって落ち込んでしまう
  • 自分の気持ちを一番分かってくれてるのは両親、または親のいづれかだ、と信じている
  • 自分の努力や頑張りで親が喜ぶのなら、努力を重ねて親の期待に応えたい、と思っている
  • 親が愚痴をこぼしていると「私が聞いてあげなきゃ」「私が支えなきゃ」と、強く思ってしまう
  • 親の顔色を気にすることが多く、気分を害さないように先回りして考えてしまう
  • 自分一人で生きていく自信がなく、親に支えてもらわなければ経済的にも精神的にも非常に不安である
  • 自分で判断して物事を決めることが苦手で、できれば親(あるいは誰か他の人)に決めてほしい、と思っている
  • 親から「これはこうだろ」「あれはああだろ」と一方的に言われると、特に疑問も持たずに、納得し、従ってしまう
  • 親から、たとえ強い口調で叱られたり、非難・否定されたりしても、「自分のことを本当に思ってくれているからだ」と、肯定的に解釈してしまう
  • 親の意に沿わないことをすると、「嫌われてしまうのではないか」「見放されてしまうのではないか」と、常に不安や心配を感じている
  • 「ここまで大きく育ててもらったのだから」「親には、たくさん苦労もかけたし、面倒を見てもらったのだから」と、親から受けた恩義を、非常に強く感じている(過剰な罪悪感)
  • 親が、自分に対して細かく教えてくれたり語気が強くなっても、私を思ってのことだと理解している
  • 親から「こうなのよ、ああなんだよ」と言われると「そうなのかなぁ」とつい思ってしまう

親が期待することが出来る度に褒めてくれ喜ぶ親、それが嬉しくて更に頑張ると親も更に喜び期待をし、これを繰り返すことにより親からの期待や要求はどんどん強まり、やがてその期待からの重圧がキツく無理難題とも思える範囲へと広がっていきます。

しかし本人はそれには気づかず、生まれた時から私を育ててくれた親に少しでも喜んでほしい、親の願いを叶えたいと子どもは一生懸命に良い子であろうと頑張ります。親の気持ちを汲み期待に応えるようにしているのに、なぜ心労や気分が優れず自信が持てず不安を感じるなど益々状況は悪化しているのでしょうか。

それは正しい親子の在り方ではないのかもしれません。

共依存者を支える心理:親側の依存心

この世の中で何者にも代え難い、かけがえの無い可愛い我が子。母親が子どもの世話を一生懸命するのは、ごくごく自然なことです。しかし「行き過ぎた世話や教育」には注意が必要です。もし「行き過ぎた世話や教育」が行われている場合には、その時点で母親は「子どもを養育する」ことに依存している可能性があります。

例えば、友達との関係で悩んでいる子どもがいるとします。この問題は子どもの問題であり、解決していくのは子ども自身です。本来の母親の役割はそのような子どもに対し適度な距離で見守ることが求められます。子どもは自分を信じて見守ってくれる親の愛情を感じると「やってみよう」と思う自発性が芽生えます。

しかしその問題を見守る我慢が出来ない母親は、「お母さんが言ってあげる」「お母さんがこうしてあげるね」「それはあなたのためだから」「あなたのことを思って」と子どもについ助言を与え、手を貸し、助け、子どもの問題の渦中に介入してきます。

一見、子どものためを思った行動と思えますが、実際は子どものためではなく、親自身の不安や心配の解消のためであると考えられます。親が子どもに依存していると、子どもが成長し世話をしてあげることが少なくなってきた時に、自分の存在意義を見失っていきます。
「私がいなければこの子は何もできない」と無意識の思い込みがあり、手助けをする事で自分の存在価値を見出し安心感を得ているのです。

子どもへの影響:自立の妨げと生きづらさ

「愛情」と言う名のもとに親に支配され、世話をされた子どもは成長につれ精神的に深刻な影響を受ける場合もあります。子どもはスーパーマンのような母親に何でも世話をされてきたために、自らの意思で努力をし困難に立ち向かう姿勢を失っています。

子どもの頃から親の価値観や判断に従ってきたために、自分の「すべきこと」「やるべきこと」「何をしたいのか」などが解らなくなり、自分自身を確立することが困難となります。そして「私のためを思って言ってくれた言葉」と受け入れ、従順な態度の中で生きていきます。

結果、社会に出ても人の意見に振り回されてしまう傾向を強く持つことに繋がります。何をするにしても常に迷いや不安を感じやすく、決断力や決定力に劣る等の問題が起こってきます。

さらに、母親との関係を壊さないように生きてきたため、親と自分の境界線を見失い、思春期や成人期に至っても、いつまでも親との密接な関係から離れることができません。親と子どもが親友のような関係になってしまうのもそのためです。

主体性を持って自立することに対して無意識に罪悪感や見放されてしまうといった不安を抱くようになり、大人に成長しても自発的な精神は薄く、人に服従し依存して生きるようになるのです。

そうなれば、選ぶ恋人や結婚相手・友人等、いずれにしても指導者・支配者であり、親から対象者が変わるだけで生涯共依存の問題を抱え込むことになりかねません。もしあなたが共依存という問題に該当しているのであれば、あなたが過ごしてきた家庭環境における親子関係にこのようなパターンが隠れているはずです。

親子共依存:このようなケースに当てはまりませんか?

それは、本当に「子どものため」ですか?

「子どものためを思って」「あなたのためだから」そんな言い回しをしながら自分の希望や思いなどを子どもに託す親がいますが、子どもも個性ある一人の人間です。子どもには子どもの人生があることを知らなければいけません。

子どもに自分の成し遂げられなかった夢や思いを託すことや、自分が良いと思うものを押し付けることは、子どもにとっては強制されていると感じられて居心地が悪い場合もあります。子どもが自らそうしたいと思っているのであれば良いのですが、親の言うことに従っているだけという子たちも多く見受けられます。

それでもしばらくはいいかもしれませんが、いざ自分で決めるべき時に何も決められないというような弊害も出てきます。子どもが自分でしたいことを自分で決められるように、親は見守るべき場面では見守る姿勢を見せることが必要です。例えば、学校に行かせたい親と学校には行きたくない子どもの間でせめぎ合いが起こる場合があります。

親は、賞罰的な発想を元に、子どもが不安に思うような行動や発言を示唆することはやめた方がいいでしょう。返って不安が募り反発したり塞ぎ込んでしまう場合があります。そうではなく、焦らずにまずは子どもの意思を尊重し、見守り、サポートする姿勢が子どもに安心感を与えることに繋がります。
そんな信頼関係が構築した上でゆっくりと状況の改善に導いてあげましょう。

それは、子どもがしたいこと? それとも、親がさせたいこと?

習い事や学業などは、子どもである本人が自発的にしていることなのでしょうか。それとも親の誘導で子にさせて いることなのでしょうか。誰かから言われてしていることは、何か問題や困難に直面した時に「もう嫌だ」と思ってしまう一因になります。

子どもが自分で自発的に決めたことでも投げ出しそうになることもある中で、親に決められたことを子どもが自分の思いとして取り組んでいくには思いのほか大きなエネルギーが要ることに親自身は気づく必要があります。人から半ば強制的に押し付けられたことを行うことは、自分の意思と異なるものであればあるほど辛いものです。

子と言えども自分の人生であるにもかかわらず、自分の意思で生きられないことは、モチベーションを維持することが非常に困難を伴い非常にネガティブに捉えてしまうこともあるでしょう。「本当に自分がしたいことはこれじゃない」と心の奥底で思っているかもしれません。

自分のしたいこと、自分の頑張れることを、子ども自身が決めて取り組んでいけるように、いろいろな環境を提供することや時に見守ってあげる姿勢は、親としては大切なことでしょう。子どもにこうなって欲しい、ああなることが幸せではないかとの思いや願い、期待を持つこともあるでしょう。そこには子どもの思いが本当にあるでしょうか。
ぜひ子どもの「やってみたい」を大切に、それをサポートする親であって欲しいと願います。

「自分」が主役の人生を送るために

親の期待に応えようと一生懸命頑張って尽くすタイプの共依存症に陥っている子どもは、自分勝手に生きていく位で丁度いい場合もあります。支配してくる親はあなたのことなどは考えていません。

自分の叶えられなかった思いや夢、こうなってほしいとの一方的な考えを実現してほしい欲求を満たすために、行動したり意見を言っている場合が多いですので、無理にそれに合わせる必要はないでしょう。相手に合わせ過ぎてしまうことよりも、むしろしっかり自立して、自分の好きに生きていくといいでしょう。

親は親の、子どもは子どもの時間を大切に

「相手は相手」「自分は自分」という考え方で親も子も考えていくべきです。いつも一緒にいる必要はありませんし、親は親の、子どもは子どもの時間を大切にしましょう。自然に一緒にいたいという関係であればいいのですが、そうでないのであれば、距離を置くことは悪いことではありません。

自分にマイナスになると思えば距離をとることが必要な場合があります。無意識のうちに依存できる相手を探していないかも十分に注意しましょう。自分の人生は自分が主役です。脇役でも代役にもなることなく、自分の意思で生きていきましょう。結論を申し上げれば自立とは程遠い共依存関係は共に不幸になります。

自立した人には自由があり、共依存症には不自由な拘束があります。自由は歴史が証明する通り権力あるものが民に与えることはありません。自由は権力あるものに抵抗し悪政を倒してこそ得られるものです。そろそろ共依存症から卒業しましょう。

親子共依存からの脱出:自分自身と向き合う

今一度、あなたと親御さんとの関係性や、これまでの関わり方を、客観的に見つめ直してみましょう。

  • 「親には、今まで育ててくれた恩があるから、逆らえない…」
  • 「どんなにつらいことがあっても、家族なのだから、それを共有するのは当たり前だ…」
  • 「親は、自分のために一生懸命育ててくれたのだから、親の愚痴でも何でも、私が受け入れてあげるべきだ…」

…もし、あなたが心のどこかで、このように感じているとしたら。
実際のところはどうなんでしょうか?本当に不満は一切ありませんか?常に言いたいことを我慢し、親の顔色を伺い、話を合わせ嫌われないように見捨てられないように気を遣いながら生きていませんか?自分の喜びの基準が「親が喜ぶかどうか」になっていないか、その為に自分が二の次になっていないか、自分の意思はあるのかをもう一度考えてみて下さい。自分は何がしたいのか解らなくなる程に親の問題に囚われていることにそろそろ気づきましょう。

親の期待に、願いに全て応えなくていいのです。大切なのは「あなたがどうしたいか」。進学や就職先、身の回りのことまで親が決めているのでは、将来あなたは物事を決断しながら生きていけず、不安に怯えて生きることになります。親はずっとそばにいてくれるとは限りません。自分の意思で地に足をつけて生きていきましょう。

共依存症の克服は「自覚」から始まります。名古屋聖心こころセラピーでは、相手によって成り立つ自分から脱却し、人生の主人公である自分を取り戻すためのプログラムを用意しております。自分自身によって成り立つ、他人によって浸食されない精神と尊厳を取り戻しましょう。

親子共依存の心理テスト

参考文献・参考資料

  • 清水新二 編(2001) 『共依存とアディクション:心理・家族・社会』 培風館
  • 小西真理子(2019) 共依存の倫理 親をかばう子どもたち:虐待経験者の語りを聴く 現代思想 第47巻 第12号

この記事の著者

榊原カウンセラーは臨床心理士・キャリアコンサルタント・管理栄養士。日本福祉大学大学院修了(心理学修士)、名古屋学芸大学卒。公立小学校での栄養教諭を経て、現在は心理・教育・栄養の複合的な視点から支援活動を行う。日本心理学会・日本心理臨床学会会員として、心の健康や対人関係に関する情報発信・執筆にも力を注いでいる。

この記事の監修者

臨床心理士(2011年取得)および公認心理師(2019年登録)。大学院で臨床心理学を専攻し修了後、医療機関にて長年にわたり相談業務に従事。現在は日本心理臨床学会に所属し、SNSなどを通じたメール相談も行っている。コラージュ療法などの表現療法や、呼吸法・筋弛緩法といったリラクセーション技法を用いた支援を得意とする。

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