仕事依存症カウンセリング

仕事依存症とは、まるで坂道を転がり落ちるように、自分では働き方をコントロールできなくなってしまう状態を指すことがあります。
人生を楽しむための心の余裕を失い、家庭に安らぎを感じられず、常に仕事の責任やプレッシャーに追われ、自分自身を精神的に追い詰めてしまう…社会的には高く評価されやすい『仕事』であっても、心身や家庭生活への影響が大きくなる場合は注意が必要です。
本記事で取り上げる「仕事依存症」は、医学的な診断名ではありませんが、日常生活や健康、家族関係に悪影響を及ぼすほど仕事に過剰に没頭してしまう心理状態や行動傾向を指して説明しています。
仕事依存症が失わせる、本当に大切なもの
「仕事以外にも、興味を持てていますか?」 仕事依存症のサイン
仕事に一生懸命取り組むこと自体は、素晴らしいことです。しかし、家庭を顧みないほど仕事に没頭してしまうと、家族とのコミュニケーションが希薄になり、家庭の中にギクシャクした空気が生まれてしまうこともあります。
- 家族との団らんや、心を通わせる時間は保てていますか?
- 毎日遅くまで残業するのが、当たり前になっていませんか?
- 休日に趣味を楽しんだり、リラックスして過ごしたりできていますか?
- まるで「仕事のために家族がいる」ような状態になっていませんか?
最近、多くのビジネスパーソンが働きすぎてしまう傾向にあると言われています。家族との時間を犠牲にして仕事に没頭する姿が、まるで当たり前かのように受け止められている日本の社会は、ある意味で仕事依存症を助長している側面もあるのかもしれません。
夜遅くまで働き、プロジェクトのために自分を極限まで追い込み、常にプレッシャーを感じている…。それなのに、その状況自体が「当然だ」と感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
仕事依存症の具体的な特徴としては、
- 会社で日常的に遅くまで残業する
- 家に仕事を持ち帰るのが常態化している
- 仕事以外にやることがない、あるいは見つけられない
- 仕事を他の人に任せることができない
- 常に働いていないと、むしろ不安を感じる
- 「仕事をしなければならない」という強迫観念に囚われている
といった点が挙げられます。
しかし、ご本人はその状態を自覚していない場合も多く、「自分は仕事が好きでやっているだけだ」と思い込んでいるうちに、気づかない間に「仕事依存症(ワーカホリック)」に陥っている可能性があります。これは、もはや「仕事中毒」と呼べる状態かもしれません。
ご本人は長時間労働を当然のことと感じていても、周りの人からは「働きすぎだよ」「もっと趣味を持った方がいいんじゃない?」といった心配や忠告を受ける…。
「仕事好きな人」と「仕事依存症(仕事中毒)」の違いは、見分けがつきにくいことも事実です。この二つの違いは、以下のような点にあると考えられます。

【仕事好きな人】
仕事に対して前向きで、自己成長を目指しながら楽しんで取り組むことができ、なおかつプライベートの時間(余暇)もしっかりと楽しむことができる人。仕事もプライベートも、エネルギッシュに充実している状態。
【仕事依存症の人】
生活の多く(家族、健康、趣味など)を犠牲にして仕事に打ち込み、常にプレッシャーや結果への恐怖に支配され、精神的なゆとりがない状態。仕事を「義務」として捉えがちで、心から楽しむことができず、休日さえも楽しめない人。常に疲労感を抱えている。
仕事依存症の夫(パートナー)を見る家族の視点
ご自身のパートナーが明らかに仕事をし過ぎることで、心身や家庭生活への影響が大きくなっている状態だと感じていても、ご本人はそれを認めないことが多いものです。
「このままでは体を壊してしまうよ」「たまには休んだ方がいい」といった、家族からの的確なアドバイスでさえも、依存症の状態にあるご本人にとっては、素直に受け入れることが難しいのです。
「家族のために働いているんだ」「仕事だから仕方ないだろう」といった言葉が口癖のようになり、働き詰めた結果、常に疲れきってしまい、家庭の中でも心安らぐ時間を過ごせない…。
そんな状況が続くと、家族関係や夫婦関係の不和につながりやすくなります。仕事に依存している状態であることを指摘しても聞く耳を持たないパートナーに、家族はほとほと呆れ果て、いつしか労働時間の短縮などを求めることさえ諦めてしまう…というケースも少なくないようです。
女性にも増えている仕事依存症
女性も男性と同じように社会で活躍するようになった現代、ご自身が仕事に依存していることに気づかないまま、働き続けている女性も少なくないかもしれません。
しかし、仕事に熱中しすぎ、依存状態になってしまうと、心身に様々な問題が生じる危険性があります。
心身を休めようと定時で帰宅しても、なぜかうっすらとした罪悪感を感じてしまったり、家にいても妙に落ち着かずイライラしてリラックスできず、かえってストレスを感じてしまったり…。
その不安感から、休みの日でさえ仕事を家に持ち帰り、働くことで「安心感」を得ようとしてしまうこともあります。
こうした仕事への依存度が高まっていくと、慢性的な疲労からうつ状態に陥ってしまったり、自律神経のバランスを崩してしまったりと、深刻な健康問題につながる可能性があります。
女性の場合、偏頭痛、首や肩の慢性的な凝り、生理不順、冷え性などの症状が現れることも多くあります。
最悪の場合、仕事依存症は過労死などを引き起こす要因にもなりかねない、非常に深刻な問題なのです。
特に母子家庭では、お子さんのためにと懸命に働くお母さんの姿を見て、お子さんが心配し、つらい思いを抱えている、というケースも増えています。
仕事依存症が引き起こす問題:家庭への影響

仕事依存症の方は、知らず知らずのうちに自分自身の心身を蝕むだけでなく、大切な家族や周りの人々にも心配や、時には迷惑をかけてしまっていることを見過ごせません。
残業が多く、自宅で過ごす時間が極端に少ないために、家族とのコミュニケーションの時間が減り、夫婦関係や親子関係が悪化してしまうことは、仕事依存症の方には非常によく見られるケースです。
休日など、たまに自宅で過ごせる時間ができても、普段からのコミュニケーション不足が影響し、家庭の中で疎外感や孤立感を感じてしまい、居心地の悪さから、ますます仕事へと逃避してしまう…という悪循環に陥ることもあります。
夫婦関係への影響
夫婦間の会話がなくなると、すれ違いや不和が起こりやすくなります。
もちろん、夫(パートナー)が仕事熱心であることは、妻(パートナー)としてありがたいと感じる部分もあるでしょう。しかし、その度が過ぎて、私生活や家庭をないがしろにされるようでは、パートナーとして悲しい気持ちになるのは当然です。
「もっと構ってほしい」「話を聞いてほしい」という不満を相手にぶつけてしまい、それがかえって相手の心を閉ざさせてしまう…という悪循環も起こりがちです。
その結果、妻(パートナー)は、
- 「私は、一体何のためにこの人と結婚したのだろう?」
- 「私は、まるで家政婦みたいじゃないか…」
- 「このつらい生活が、この先もずっと続くのだろうか…」
などと考えるようになり、離婚という結末に至ってしまうケースも少なくありません。
さらに、父親(あるいは母親)が仕事ばかりで家庭に不在がちになることで、残された親と子どもの結びつきが過度に強くなり、まるで母子家庭(父子家庭)のような偏った家庭環境が生み出されることもあります。
家庭の中に自分の居場所を失ってしまったと感じた親は、そのギクシャクした関係から逃れるために、「家にいるより、仕事をしている方がマシだ」と考えてしまうのです。
親子関係への影響
そのような家庭環境の中で、子どもは父親(あるいは母親)に対して、どのようなイメージを持つようになるでしょうか。
本来、尊敬でき、家族を守ってくれるはずの存在が、子どもにとっては「夜遅くに帰ってくる、よく知らない同居人」「何を考えているのか分からない人」になってしまうかもしれません。
仕事に追われ、疲れきっている親の姿ばかりを見ている子どもは、「大人になるって、こんなに大変なことなんだ。大人になんてなりたくないな」と感じ、将来への希望や夢を失ってしまう可能性さえあります。
仕事依存症の人は、実は仕事の効率が悪い?
意外に思われるかもしれませんが、仕事依存症の状態に陥っている方は、必ずしも生産性や利益を上げているわけではなく、ただ長時間働いているだけ、という傾向が見られることがあります。
毎日同じような働き方を続けていると、人間の脳は疲弊し、作業効率は低下し、さらに疲れやすくなります。
つまり、逆説的ですが、仕事以外の時間を作り、趣味や休息などで心身をリフレッシュさせる方が、結果的に体力的・精神的な余裕が生まれ、効率よく仕事を進めることができるのです。
例えば、フランス人の中には「1か月以上の長期休暇(バカンス)を楽しむために仕事をする」という考え方を持つ人もいると聞きます。人生の目的が仕事そのものではなく、人生を楽しむための手段として仕事がある、という発想は、私たちも見習うべき点があるのではないでしょうか。
仕事依存症に陥りやすい人の心理
確かに仕事は、頑張って成果が出れば、満足感や達成感を得られる、人生を充実させる上で大切な要素の一つです。
しかし、「中毒」と言えるほど仕事にのめり込んでしまう背景には、次のような心理的な要因が隠れていると考えられます。
- 「同僚に追い越されるのではないか」という焦り
- 「仕事で成果を出さなければ、上司や世間に認められない」という承認欲求
- 「このプロジェクトを絶対に失敗させるわけにはいかない」という過剰な責任感
- 「人よりも長く働いていないと、怠けているように見られてしまう」という他者からの評価への恐れ
こういった「不安」や「恐怖」、あるいは自分自身を追い込む思考によって、仕事そのものを楽しむことや、自己実現、達成感といったポジティブな側面よりも、「失敗を避けるため」「認められるため」に必死に働いてしまうのです。
その結果、私生活の多くを犠牲にしてまで仕事に没頭し、ふと立ち止まった時に、
- 「一体、自分は何のために生きているのだろう…」
- 「仕事以外に、何をすればいいのか分からない…」
- 「仕事を失ったら、自分の存在価値がなくなってしまうのではないか…」
- 「急に休みをもらっても、何をすればいいのか見当もつかない…」
といった虚しさや喪失感に襲われることになります。仕事以外に、何も残らない、何も見いだせない、という状態です。
上司の評価を気にしすぎる
仕事をする上では、自分の中で仕事の基準や評価を持つこと、つまり「自分主体」で仕事に取り組むことが大切です。しかし、上司などの意向を気にしすぎる「他人主体」の働き方では、結果的に必要以上に無理をしてしまうことがあります。
明らかに自分のキャパシティを超えた仕事量だと分かっていても、上司からの評価が悪くなることを恐れて、断れずに引き受けてしまう。
自分主体で行動を起こせないため、常に他人の評価に怯えながら仕事をすることになり、精神的にも肉体的にも、ひどく疲弊してしまいます。仕事や働き方に対する「自分なりの基準」を持つことが必要です。
居心地の悪い家庭から逃れるために、職場へ
パートナーから金銭的な不満を言われたり、「もっと稼いできて」とプレッシャーをかけられたり、あるいは「家にいても邪魔なのよ」といった言葉で虐げられることを恐れて、仕方なく職場に長時間とどまっている、という方も少なくありません。
この場合、仕事そのものに熱意があるというよりも、つらい現実から逃れるための手段として、仕事に依存してしまっているところが問題です。
婿養子のような立場で、パートナーの家族と同居している場合などにも、家庭での居心地の悪さを感じ、その場にいたくないために、時間をつぶす手段として仕事を選んでいる、というケースもあります。
パートナー側も「夫は元気で留守がいい」といった感覚で、夫(パートナー)が仕事に行ってくれている方が好都合、と思っている場合もあり、家族や夫婦の在り方そのものを根本から見直す必要がありそうです。
中には、「自分が倒れて死んでも、保険金が入るから、それを待っているだけですよ」と自虐的に話される方もいるほど、追い詰められている場合もあります。
夢も楽しみもなく、ただ仕事に没頭する
仕事は真面目にこなすけれど、特にこれといった趣味もなく、自分の楽しみも見つけられない。そのため、空いた時間を持て余してしまい、他にすることがないから、という理由で仕事に時間を費やしてしまう、という方もいます。
仕事自体が楽しみであれば良いのですが、ただ漠然と、義務のように仕事をこなしているだけで、人生に楽しみを見いだせない、という状態です。
趣味を持ったり、どこかに出かけたり、気の合う人と交流したり…といった、生活にメリハリをつける活動に対して、あまり意欲が湧かない、という方も実際にいらっしゃいます。
それでは、まるで収容所で強制労働をさせられているような、味気ない精神状態ではないでしょうか? 私たちは、ただ生き延びるためだけに働いているわけではないはずです。
「一生懸命仕事をするのは、〇〇を楽しむためだ!」と、自分の人生の目的をはっきりと持つことが、大切なのではないでしょうか。
頼まれると断れない
残業などで忙しい時に、他の人から「ちょっとこれ、お願いできないかな…?」と頼まれると、本当は早く帰りたいのに、「分かりました、やっておきます」と、つい引き受けてしまう。そんな「断れない」タイプの方も、仕事依存に陥りやすい傾向があります。
人それぞれ、プライベートも仕事も大切にする権利があります。用事があれば、きちんと理由を説明して断ったり、調整したりすることも必要なのですが、誰かとの大切な約束があったとしても、つい仕事を優先させてしまう。
その結果、仕事ばかりしているような毎日になってしまい、大切な人との関係を深めることができず、相手からの信頼も失い、恋愛などがうまくいかなくなってしまう、ということも起こり得ます。
自分でこなせる範囲の仕事量であれば良いのですが、抱えきれないほどの仕事を引き受けてしまい、結局仕事が終わらず、慢性的な疲労のスパイラルにはまり込んでいきます。
仕事を通してしか、自分の存在意義を見いだせない
「仕事で頑張っているお父さん(お母さん)は、家族からも尊敬されるはずだ」と考え、家族からの評価を得るために仕事に没頭する、という方もいます。
また、共働きで、夫婦揃って仕事依存症のような状態になっている家庭では、子どもの世話を祖父母や保育園に任せきりになり、子どもとの関わりが極端に少なくなってしまうことがあります。これは、子どもの健全な成長に、決して良い影響を与えません。
子育てにおいては、親の都合ばかりを優先するのではなく、できる限り自分たちの手で子どもと関わり、子どもの行動や成長に興味を持ち、日々の会話や一緒に過ごす時間を大切にすることが、子どもの心の安定にとって非常に重要です。
ところが、仕事依存症に陥っていると、子どもの大切な学校行事をすっぽかして仕事をしていたり、仕事に没頭するあまりに子どもの存在を忘れてしまっていたり…といったことが起こりがちです。
子どもは寂しい思いを重ね、それが成長過程において様々な問題を引き起こす原因となることもあります。
思い出してください。「仕事が好きな人」は、仕事を効率的にこなし、適度なところで切り上げて、自分の時間や家族との時間を大切にします。仕事依存の状態では、そんな当たり前のことさえ、できなくなってしまうのです。
ブラック企業に心身をすり減らされていませんか?
転職には大きな勇気がいることは確かです。しかし、自分の能力を客観的に、正当に評価できずにいたり、人間関係が壊れることへの恐れから、明らかに労働環境が悪い「ブラック企業」だと分かっていても、辞められない、という方もいらっしゃいます。
過酷な仕事量に追われ、休む暇もなく働き続ける。休もうとすれば「自己管理がなっていない」と叱責される…。心身が悲鳴を上げていても、壊れてしまうまで働き続けてしまうのです。
きちんと休息を取り、気力を回復させることが必要不可欠なのですが、そのこと自体に気づけない、あるいは気づいていても行動に移せない、という方も多いのです。
また、会社で理不尽なパワハラやセクハラを受けている場合にも、様々な不安から転職をためらってしまうケースもあります。
本来であれば、自分の能力にもっと自信を持ち、その不健全な環境から脱却するという決断をしてほしいのですが、自分自身を過小評価してしまっているために、ブラックな環境に甘んじ続けてしまう、ということもあります。
自己評価が低く、上司に怒鳴られ続けてしまう
上司が部下を怒鳴る理由は様々です。単に上司の機嫌が悪いだけの場合もあれば、到底達成不可能な理不難題を押し付けている場合もあります。
しかし、自己評価が低い人は、上司の怒りを「すべて自分の能力不足のせいだ」と思い込んでしまい、心身に相当な負担がかかっているにも関わらず、無理な要求に応えようと、仕事を続けてしまうことがあります。
明らかに会社側や上司の側に問題があるにも関わらず、あたかも本人にすべての責任があるかのように言いくるめられてしまう。それは、決してあなたの責任だけではありません。
その状況を客観的に理解できず、また理解しようともせずに、ただ自分に無理を強いて働き続け、心身ともに疲れ果て、病んでいってしまう…。
このように、自分自身を守ることができない状態は、あなた自身だけでなく、あなたの大切な家族をも困窮させてしまう結果につながりかねません。
ご自身の思考パターンを見つめ直し、より健全なものへと変化させていくために、一度カウンセリングで相談してみることをお勧めします。
「石の上にも三年」という考え方に縛られていませんか?
自分を取り巻く環境がどんなに過酷であっても、「慣れれば何とかなるはずだ」「最低でも3年は頑張らなければ」と思い込み、耐え続けてしまう人もいます。
しかし、その環境は、客観的に見れば「少し休んだ方がいい」「転職を考えた方がいいのでは?」と思われるほど、異常な状態である場合もあります。
人員に対して仕事量が明らかに多すぎるにも関わらず、「決まった人数でこなさなければならない」といった制約のために、一人当たりの負担が増大し、それをこなしきれずに仕事依存になったり、抑うつ状態になったりするケースもあります。
「石の上にも三年」ということわざもありますが、仕事は我慢大会ではありません。
大切なのは、働いた年月の長さではなく、その仕事があなたの人生にとって、どれだけ有意義な役割を果たしてくれているか、ということです。
お父さん(お母さん)が、仕事で苦しんでいる姿ばかりを見て育った子どもは、「仕事って、こんなに苦しいものなんだ」と認識してしまい、将来に希望を持てなくなるかもしれません。
たまには夕焼けを眺めながら家に帰り、玄関で「おかえり!」と飛びついて迎えてくれる我が子を、笑顔で抱き上げる…。そんな心の余裕を取り戻すために、今すぐ対策を立ててみませんか?
仕事依存症からの克服:大切なものを失う前に
「あなたは何のために働いていますか?」
その答えは、人それぞれでしょう。
仕事依存症を克服するためには、まず、ご自身の現在のライフスタイルを客観的に見つめ直し、その現状を深く認識することから始まります。
そして、あなたの人生の本当の目標や意味をもう一度考え、これまでの生き方の方向転換を図る、大きな決断が必要になるかもしれません。
名古屋聖心こころセラピーのカウンセリングでは、あなたの中に深く根付いてしまった、幸福感を妨げる考え方や思い込みから脱却し、「仕事中心の人生」から「あなた自身が中心の、バランスの取れた人生」へと、考え方の軌道修正を実現するお手伝いをします。そのための具体的な方法は、私たち専門家がしっかりと心得ています。

人生は、本来楽しむものです。仕事は、その人生を豊かにするための、大切な手段の一つであるはずです。
そのバランスを取り戻すために、一緒に取り組んでいきましょう。
参考文献・参考資料
- 渡辺登(2007) 『依存症のすべてがわかる本』 講談社
- 藤本隆史(2013) ワーカホリックと心身の健康 日本労働研究雑誌