こころも体も夏に向けて準備中

夏も美味しく美しく

6月。紫陽花(あじさい)が咲き、麦が黄金色に色づく頃。気温も湿度も高まり、梅雨の到来。こころも体も少しずつ夏の準備を始める中、どんよりジメジメした気分になりやすい方も多いのではないでしょうか。

私が小学生だった頃の雨に関するエピソードをひとつ。
その日は土砂降りの雨が降っていました。家の中にいた私はどうしても外に出てみたくなって、外に駆け出しました。シャワーのように降る雨は、雨粒が大きく、子どもの私には少々痛いくらいでしたが、とても気分がよく、しばらく全身で土砂降りを受け止めました。(その後ニコニコで家の中に入ると「頭大丈夫か?!」と父親に怒られましたが)

大人になった今でもそのことが思い出され、時々同じように駆け出したくなる時もあります。キラキラ輝く雨粒と一気に流してくれる勢いが気持ち良く感じられたのだと思います。(同じような体験をされた方はみえるでしょうか?)

「雨降って地固まる」
雨が降った後は緩んだ地面がやがて乾いて固くなるように、困難の後にはかえってより良く物事がおさまることを意味します。

人生、土砂降りのように次から次へと困難が降ってくる時があります。雨ばかりでは気が滅入ってしまうのですが、カンカン照りだけでも作物は育たず、水不足になってしまいます。

物事や人への捉え方を少し変えてみる「リフレーミング」という方法があります。新たに枠組み(フレーム)を作ることを言います。

<リフレーミングの例>
・雨、嫌だなあ~
→ 恵みの雨。お気に入りの傘をさせる♪

・今年ももう半分終わってしまった…
→ 今年もまだ半分もあるぞ!

物事の捉え方や考え方はこれまでのクセが大きく影響しています。リフレーミングをしたくてもできない方は、
親子関係などの過去の整理
人間関係などのかかわり方の工夫
・自身の性格改善 など

名古屋聖心こころセラピーで一緒に“地固める”取り組みをしてみませんか?

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