こころ動かす夏

ある日のお昼過ぎ

こんにちは!
カウンセラーの榊原です。

7月に入り、夏本番。
うだるような暑さの日には、低温サウナにでも入っているかのような蒸し暑さに圧倒されている今日この頃です。

さて、「こころを動かす」というとどのような状態をイメージしますか?

・感動する
・興味を引かれる
・気持ちが落ち着かない など

うつ傾向で頭がぼんやり、表情も乏しい場合には、こころが動けない状態かもしれません。

一方、双極症パーソナリティ症(境界)などの場合には、極端な気分の変化により、こころがフル稼働になって疲弊しているかもしれません。

カウンセリングでも、事実は話されるけれど、その時どう思ったか?何が嫌だったか?など伺っても、「?」の表情の方は少なくありません。
こころを動かさないようにしているのか、こころが動くのを怖がっているのか。

こころの極端な上がり下がりは、身体的にも疲れてしまいます。一方で平坦でも人間らしさに欠けてしまう。

カウンセリングは、こころを動かすトレーニングやストレッチの要素も兼ね備えていると思っています。

時につらい記憶が思い出され涙する時もあります。
時に目が合い、笑い合っている時もあります。

気持ちが落ちてしまった時に、ひとりで状態を戻すには多くの時間とエネルギーがいることもあります。しかし、カウンセラーとなら一緒に持ち直すこともできます。

最終的には、自分らしく過ごせるように、自らで抱え、対応していくことが、生きる力の一要素であると思っています。

こころを動かす エクササイズ
・食事を味わう「旬の食べ物は味が濃いな~」
・季節を感じる「サルスベリが咲いて鮮やかな色だな~」
・理由を考える「イライラしているのは、さっき部長がテキトーな対応をしていたからかな」

新たな気づきや発見が考え方を豊かにしてくれるかもしれません♪
こころの不調を感じたら「少し行ってみようかな」のお気持ちで、ご相談いただければと思います。

目次