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思考修整セラピー

今ある悩み・苦しみの思考を修正し 問題を解決・克服するためのカウンセリング

 
  依存症とは、依存対象を繰り返すが余り日常生活・社会活動・信頼関係に支障が出る事になれば、それは単なる趣向・拠り所としての依存を超え「依存症」「依存障害」と変化し人生に不幸をもたらすものとなる、早期の問題解決が急務。
 
専門WEB

 < Contents >

 1.依存症を甘く考えないで

 2.あなたの身近にある物質依存症

 3.人を頼り求めてしまう対人依存症

 4.我を忘れ一つのことに没頭するプロセス依存症

 5.依存症にも「精神依存」と「身体依存」がある

 6.物質的・精神的な依存から逃れられない状況

 7.やめようとすればイライラし平常心を失う

 8.理性を失い欲望を抑えきれなくなる依存症

 9.依存症の根本には生育環境の問題がある

10.分かっていてもコントロールが不可な依存症

11.人生がダメになる依存症の苦しみからの脱却

12.自分と戦うことも必要な依存症

13.「何が自分にとって幸せなのか」と自分に問う

14.無意識に求めてしまうとても怖い依存症

15.寂しさや空虚感を埋めるための依存症

16.依存症を克服するために記録することも重要

17.誰かに助けてもらうのではなく自分の足で立つ

18.自分の発言と行動により人生を充実させること

19.大切なもの・大切な人のことを考えていこう
           
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恋愛依存症 性依存症
ネット・ゲーム依存症 ギャンブル依存症
アルコール依存症 買い物依存症
仕事依存症 くすり依存症
親子共依存症 夫婦共依存症

 1.依存症を甘く考えないで

依存とは
「他のものにより自分自身が存在すること」

誰しも一人では生きる事は出来ません、他の(者や物)に頼る事も悪い訳ではありません。しかし頼る対象に対し過度にのめり込めば、次第に自分自身でコントロールするのが困難になり「それが無いと自分自身が成り立たない」と思うようになります。

やがて「それが無いと生きては行けない」と思い詰める様子は決して大袈裟な話ではなく、それに限り無く近い状態に陥ります。

この状態を「依存が形成された」と言います。

誰でも多少なりとも依存心がある為に「依存」との語彙に対し余り深刻なイメージを持たない方も多いのではないでしょうか。しかし実際の依存症とはとても怖いものです。依存性が進行すれば、ただひたすらにその対象に執着し、それ以外のものがどうでもよく思えてきます。

そうしてそれまで築き上げてきた大切なものへの関心がが薄れていき、どんどんと遠ざかり、気付いた頃には全てを無くしてしまう恐れさえもあります。

一言で依存症と言っても様々な種類があり、本人や周りの人に与える影響もそれぞれ異なります。

依存症は「物質依存症」「対人依存症」「プロセス依存症」の3種に大別できます。

 2.あなたの身近にある物質依存症

物質依存症とはアルコールやタバコなど何かを体内に取り込むことで快感を得ようとする症状です。依存物質は身近にあるものが多く、手軽に依存対象と成り得ます。下の依存症はこの「物質依存症」に含まれます。

アルコール依存症

お酒が飲めない環境で、イライラしたり不安になるため、常にお酒を求めてしまいます。一度飲み始めると摂取量を自分でコントロール出来なくなります。
詳しい内容はこちらへ アルコール依存症
 

くすり依存・薬物依存症

精神安定剤・睡眠導入薬・抗うつ剤などの精神薬を止められなくなる状態です。薬物が切れると不安なため、繰り返し摂取してしまいます。
詳しい内容はこちらへ くすり依存症
 

たばこ依存症(ニコチン依存症)

健康に害があると理解していても、ニコチンの常用による離脱症状(不安やイライラ)が強いために、タバコを止めることが出来なくなります。

 3.人を頼り求めてしまう対人依存症

人との関わりの中で安心感を得ようとするのが「対人依存症」です。対人依存症の人は、対等な人間関係を作ることが難しく、相手にしがみつきもたれ掛るか、支配しようとするか、という上下の関係で人と繋がろうとします。対人依存には次の3つがあげられます。

共依存症

共依存とは、親子、夫婦、恋人同士が、互いに依存し合うがそこには平穏は無く、相手が居なければ自分自身が成り立たない不安定で不幸な状態を指します。
詳しい内容はこちらへ 親子共依存 夫婦共依存
 

恋愛依存症

常に恋愛をしていなければ「不安」を感じ、恋愛したとしても「幸福感を保てず」にさまざまな悪影響が生活に出ます。「共依存症」と「回避依存症」の二人により成立します。
詳しい内容はこちらへ 恋愛依存症
 

性依存症・セックス依存症

セックスによる開放感や幸福感を求め、異性との性的関係を衝動的に繰り返します。その行為が終われば幸福感は即座に去り、寂しさや虚無感、罪悪感に苛まれます。
詳しい内容はこちらへ 性依存症

 4.我を忘れ一つのことに没頭するプロセス依存症

気軽に取り組めるような身近な行為によって、不快な感情をコントロールしようとするものです。「プロセス依存症」は、対人依存症のように他人との駆け引きを必要とせず、ある行為に没頭するだけで快感を得ることが出来るため、対人関係の苦手な人に多く見られます。

インターネット依存症

ネットサーフィン、ネットゲーム、携帯などのオンラインツールに多くの時間を充て過ぎ、学校・仕事・家庭などで支障が出ている場合を指します。本人は無自覚の場合が多いです。
詳しい内容はこちらへ インターネット依存症
 

仕事依存症

逃避行動の一種でもあり、健康や家庭を犠牲にしてまでも仕事に没頭し、仕事をしていないと不安を感じたりイライラします。仕事中毒(ワーカホリック)とも呼ばれています。
詳しい内容はこちらへ 仕事依存症
 

買い物依存症

ストレス発散や、満たされない気持ちを紛らす為に、予定外な買い物を繰り返してしまいます。後先を考えない買い物なので常にお金で苦労し、自己嫌悪に苛まれます。
詳しい内容はこちらへ 買い物依存症
 

ギャンブル依存症

パチンコ等の衝動を制御する事が困難で、ギャンブルの為の借金や人間関係・家族関係のトラブルを引き起こし易く、生活に支障を来たすまでのめり込んでしまう症状です。
詳しい内容はこちらへ ギャンブル依存症
 

このように、多くの依存症がありますがどれも自分だけではなく、周りの人をも傷付けてしまうものばかりです。自分が何かに依存してはいないだろうか?それによって生活に支障は出てはいないのか、などを一度自分自身に問い掛けてみてください。

 5.依存症にも「精神依存」と「身体依存」がある

「精神依存」とはすべての依存にみられるもので、依存を止めようとすると強い不快感を感じてしまう為、不快感から逃れる為には何が何でもその対象を探そうとする行動を取ります。

「身体依存」とは主に薬物依存やアルコール依存の場合に多く見られるものです。長い間依存している物質の摂取を繰り返してしまった結果、常に身体がその物質を欲してしまうよう生理的な変化が生じてしまう場合です。

使用を中止すれば、不安・イライラ・パニックが起こり、酷いケースでは痙攣・幻聴・幻覚などのいわゆる禁断症状と呼ばれる異常が生じます。

 6.物質的・精神的な依存から逃れられない状況

依存症とは、依存するそのものが中心であり、その依存対象が無ければ自分が成り立たない状況を言います。依存症の対象は実に多岐に渡り数多くの種類があります。また、依存症のレベルにまで達すれば、熱中から醒めることはありません。それを止めようと思ってもなかなかやめられない状態に陥ります。

また、やめようと思う意思すら働いていない場合もあり、依存症に陥ることで、家族や周りの人が困り果て、第三者に迷惑が掛かることもあります。依存症を克服するのには、完治という状態はなく、そのものを止め続けていくことが必要となります。

依存症をそのまま放置すれば、失うものは多くなり、その度合いによっては社会生活を営んでいけなくなることもあるので、注意が必要です。脳がその快楽を忘れられずに、そのものを求めていることが多いのです。

しかし、そこには数多くの弊害も潜んでおり、自分のコントロールが効かなくなり制御不能となればそれは依存症と呼ばれるものになります。

 7.やめようとすればイライラし平常心を失う

最初は好んでやっていたことなどでも、依存症に陥るとそれをしなければ心や体に支障をきたすような事態に陥ります。やめようとするとイライラしたり、体に変調が出たりと、中毒状態になります。

それをしているときには一時でも、他のことを考えなくても済むようにもなり、脳からも快楽物質が出ていい気分になりますので、そのいい気分を求めて、またその摂取や行為を繰り返します。

それが繰り返されるようになり、その快楽への渇望はどんどんと大きなものになっていき、社会生活や家庭などを壊してもその快楽を忘れられないという状況になります。一人ではなかなか抜け出せないものであり、誰かと協力して援護してもらいながら治療を行っていくことが求められます。

 8.理性を失い欲望を抑えきれなくなる依存症

依存症になると、あれが欲しい!こうしたい!といった湧き上がるような欲望が抑えきれなくなります。もうやめようと何度も思うのですが、なかなかやめられません。中には、「自分は依存症ではない」「やめようと思えば直ぐにやめられるのだ」と思い込んでいる人もいるのですが、それは詭弁の場合が殆どです。

「明日止めよう」「明後日からにしよう」といつも何か理由をこねて先延ばしにしていきます。また、何かストレスが掛かったときに、そのストレスに向き合う事をせず、逃避するようにして、その物質や行為に依存していくこともあります。

ストレスの多い社会ですので、何かと辛いことや大変なことも多いのですが、そんなストレスの回避行動から依存症に陥っていくこともあり、改善するためには外的援助が必要な時もあります。

 9.依存症の根本には生育環境の問題がある

依存症に陥る場合においては何か心の中に満たされないものがあったり、上手くいかないことがあったり、その現実やストレスを紛らわすために起こる場合もあります。

幼い頃に、両親の不仲、家庭内のいざこざ、親から否定されるような教育を受けたり、愛のない親を持ちほったらかしにされて自分の存在を忘れられていたり、親から自分のことを認めてもらえずに、寂しさや空虚感などを持ったまま大人に成長した場合などに、その満たされなかった、愛されなかった心の空洞を埋め合わせるために無意識に依存症に陥るケースもあります。

また、毎日が仕事や家事育児などに忙殺され、そのストレスを緩和させる方法として選ぶ場合もあります。依存する対象がなくなってしまうと自分の中の不安と戦うことが苦しくなり、体にも変化がみられることもあります。依存症に陥ると、その依存対象のことしか考えられなくなり、視野が極端に狭くなり客観性は失われていきます。

やるべきことにも手がつかずに、その対象に依存していきます。周りがおかしいと思っているときには既に依存症が進み深刻な状況に陥るケースも多いです。

10.分かっていてもコントロールが不可な依存症

何かを行うときにそれが依存か依存でないかの一番の違いは、やめようと思ったときにやめられるかどうかに関わってきます。その依存対象を断って、生活出来るかどうかということです。従って依存を克服するには、その依存対象における考え方や認知の歪みを正す必要が出てきます。

法律は守らなくてはいけませんし、家族の信頼を損ねる行為もいけません。依存症になればその判断が非常に困難となり、次第に依存症の度合いが重篤となります。大切なものを全て失くしても、それでもやめられないというケースも多く、社会問題となっています。

依存を克服するには、依存に陥いる考え方や精神状態を変えていくことが必要であり、それをきちんと実行すれば依存からの脱却の可能性は充分に期待出来ます。依存に陥れば依存対象そのものが無いと辛い状態になりますので、やめることは容易ではありませんが、その辛さを乗り越えればとても良い世界が待っています。

11.人生がダメになる依存症の苦しみからの脱却

ある物質や行動に依存していなくても、それらを好きな人は大勢居ますし、ストレス解消に有効なものもありますので、それ自体が悪い事ばかりでもありません。しかし、嗜好の域を超え、社会生活や人間関係に支障を来たしてしまうようになれば、それは「依存症」に陥った状態であり、容易に抜け出せるものではなくなります。

依存症に陥ってしまっている人の中には、自覚症状の無い方も多く見受けられます。「少しだけ」のつもりがなかなか止められなかったり、 時々なら問題有りませんが、その状態が続くようであれば、それは「依存症」として動き出しているかも知れません。

自分の意思でコントロールが困難な依存症というものは、潜在意識がその対象を欲してしまっているのです。聖心こころセラピーでは、「心理カウンセリング」→「コーチング」→「心理療法」を駆使して深層心理に直接働きかけることで、「分かってはいるが止められない」依存症からの脱却を促していきます。

もし思い当たる事があるのなら、一度ご相談にお越しください。

12.自分と戦うことも必要な依存症

依存対象への距離を置けるようになるためには、我慢という辛い気持ちとも戦い、それに打ち勝つことも必要になるでしょう。嫌なことにも向き合って改善していけるように努力することも必要になるかもしれません。一時の快楽に溺れるのではなく、後先のことを考え、子供や配偶者のことも考え、将来のことをも考えることが必要になります。

そういった考え方をコントロールすることをカウンセリングを経て、コーチングや認知行動療法から学びます。そして、どうして目先の快楽に溺れてしまうのかということを自分でよく知ることで、見えて来るものもあるでしょう。嫌なものは避けようとすることもありますし、嫌なことからは逃げたいと思うこともあるでしょう。

とにかく自分で出来ることから始めていくことです。

13.「何が自分にとって幸せなのか」と自分に問う

依存対象や依存物質が必要になった場合に、一度自分に問いかけてみるのもいいでしょう。自分一人ではコントロール出来ない場合には、誰かに相談することもいいでしょう。辛い気持ちを抱えているのであれば、それを話して、自分の心の中を整理することもいいでしょう。大人になると言えないことなどもしばしば出てきます。

また家族に言えないことや甘えてしまうことなどもあるかも知れません。自分から変わろうと思わないと状況は良くなりません。真面目に考えてしまうために辛いこともあるでしょう。自分では何かが足りないと感じつつ、それを埋め合わせるように依存症に陥っているケースもあります。

また、自分の苦手なものに立ち向かうためのカンフル剤としてその依存対象を求めている場合もあります。そういったことを自分で認識して、考え方を変えていくことで、心が楽になり、依存症から克服していけることもあります。

14.無意識に求めてしまうとても怖い依存症

頭では止めようと思っているのに、気が付くと足が向いてしまうという場合もあります。そういった場合にも自分の潜在意識をきちんと認識して良い方へと導いていきます。依存症に陥っている時には、その大半は何も考えていない状態なのかもしれません。

治したいという気持ちがありつつも、心の奥底で望んでしまっているために、そこで気持ちが合致せずに、潜在意識の方向でオートマチックに進んでしまうこともあります。

「ちょっとくらいいいや」とか、「明日から止めよう」という気持ちなどが働き、潜在意識の中で、その行動をとっても問題ないのだといった考え方が頭に染み付いている可能性もあります。そういった自分の中の認知の歪みを正していく必要があります。

周りが見えなくなり依存対象にのめり込んでいる自分に気づき、周りとのバランスが取れていけるように考え方を変えていきます。

15.寂しさや空虚感を埋めるための依存症

疲れていたり、気持ちが沈んでいたりすると、「楽しい気分になりたいな」と当然人は思うものです。そんな中で自分を一時でも楽しい気分にさせてくれるものは非常にありがたい存在でもあり、その対象に接しているときには気持ちも軽くなるので、そのものに依存していくこともあるのかも知れません。

しかし、そこでその対象にばかり没頭せず、自分の今ある問題を何とかしなければと考える瞬間などもあるのではないでしょうか。その依存対象に逃げ込むばかりでも状況は好転せずに、むしろ悪化の一途を辿るケースも多いです。状況が悪くなっているにも関わらず、それを取り組もうともせずに、依存を続けていくのは危険な行為です。

周りも困ります。その依存行為で心の空虚感を埋めるのではなく、別の方法を見つけていくことも大切です。カウンセリングなどにより、自分の寂しさや空虚感などを確認し、自分のことを良く知り、自分の弱さなどを認めることでも依存対象への依存は減り改善していくでしょう。

16.依存症を克服するために記録することも重要

依存症の中でも特にプロセスに対する依存にかかっている場合には、その依存対象に費やした時間やお金などを具体的に計算することもいいでしょう。ギャンブル依存症であれば、掛け金を段々減らしていき、儲かってもつまらない程度の金額にすることなども必要です。また、その環境に陥らないような工夫も必要です。

周りに同じような人がいると流されてしまう傾向があるので、できれば、治そうと思っている人と交流するとか、治すための行動を起こすようにしましょう。まずは、自分で治そうと思うところから始めることが必要です。家族や子供が泣いている顔を見るのは楽しいでしょうか。苦しくはないでしょうか。

周りの人のことも考えて行動出来るように自分の行動を見直すことが必要でしょう。周りが困っているのに、その依存行為を止めないのは、完全に依存症に陥っていることであり、いつまでも放置していてはいけません。

17.誰かに助けてもらうのではなく自分の足で立つ

厳しいことを言うようですが、苦しい状況を克服するのは依存対象でも依存物質でもなく自分自身であることを知る必要があります。自分が変わっていくことで、状況が好転していくことを感じられると、少しずつ満足感も増えてきて、自分を評価したり褒めてあげられることも出来るようになります。

過去につらい経験をしていることや、毎日のストレスや不安と戦っているのかも知れません。しかし、依存に逃げるのではなく、そのつらい状況を変えていくために自分の考え方を変えていくことが最も重要であり必要となります。

怖いからと逃げて他に対象を求めるよりも、自分の中でしっかりと決意をし、良くなりたいと強く思い依存症から脱却していくことが必要になってきます。辛く感じてしまうのは自分の中での考え方が原因になっている場合もありますし、他者からの評価などの場合もあります。

自分の考え方を変えていくことで、自信が持てるようになると共に、正しい道を歩める気力も湧いて来ます。

18.自分の発言と行動により人生を充実させること

依存症に陥ってしまうと、夢中になるが余り、大切な人や他人に迷惑をかけているとともに自分の人生が台無しになっていることにも気づいていない場合があります。

アルコール中毒や薬物中毒は体に悪い影響を与えますし、プロセス依存の場合には、その行為に気持ちやお金や時間がとられて、自身のスキルアップ等大切なことに時間を費やせない場合も出てきます。

日々生活してく上では何事もバランスが大切になってきますので、どれか一つにだけ心が囚われることなく、バランス良くこなしていくことが必要になってきます。

依存症に陥ればその瞬間から周りが見えなくなり、家族が困っていても、自分の体が悪くなっても関係ないといった自暴自棄な思考回路になっており歯止めが利かなくなっていますので、その状態を変えていくことが必要になります。

そのためには、専門の機関で相談することも必要ですし、依存症を克服していくのだという意思も大切になってきます。誰か助けてくれる人がいることで、自分のことが客観的に見え始め、考え方が変わっていくこともあります。一人で悩んでいないで、改善への取り組みを今直ぐ始めることは大変有意義なことです。

19.大切なもの・大切な人のことを考えていこう

生まれ育った環境などによっては、幸せとはどういうものであるのか分からなくなったまま大人に成長している場合もあるでしょう。幸せを体験していなかったりすれば幸福の基準も当然わからない訳ですから、幸福とは程遠い方向に人は行きがちであり、横道にもそれ易いものです。

愛情ある家庭で育った人の人生観は、ひたすら幸福を維持しようと言うパワーに溢れています。しかしそうでない家庭で育った場合には残念なことに寂しい生き方になる場合が多く、横道に逸れやすくなります。

だからと言って一時の快楽に溺れるのではなく、苦しい中にも自分にとって有益となるような状況があることなどにも目を向けられないでしょうか。カウンセリングなどを通して、そうした気持ちに気づくこともできます。あることを考えると憂鬱な気分になったり、出来事に関係なく憂鬱な気分になることもあるかも知れません。

こんな訳もなく落ち込んだ時も、どうしたら良いのかを考えて行動していくことが必要になります。理想などがあった場合でもなかなかそれには近づけないこともあるかも知れませんが、自分の中で何か少しずつでも変えていくことを積み重ねていくと自分の理想とする自分に近づいていくことが出来るでしょう。

今日よりも明日はより穏やかなものにしようとし、依存対象をやめ続ける努力をしていくことが必要になってきます。もちろん、人に迷惑をかけない程度にたまに楽しむ場合でしたら構いませんが、どんな依存症もアルコール依存と同じです。一滴でも飲めばアルコール依存は復活します。

ギャンブル依存を始め、どんな依存症も歯止めが利かなくなるところまで行ってしまえば、もうキッパリとやめることしか残されていないことを肝に銘じなければなりません。

「自分自身の不安感を根本的に収めるものは、もはや依存対象に求めるのではなく自分自身の中に見出すことしかありません」