カウンセリング相談室 |
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< Contents >
□ スマホ依存症・ゲーム依存症・ネット依存症
□ スマホ・ネット・ゲーム依存症など依存症の種類
□ ネット依存・ゲーム依存・スマホ依存症の弊害
□ ニート・ひきこもりのスマホ・ゲーム依存症
□ 子供のスマホ依存症・ゲーム依存症
□ インターネット依存症・ゲーム依存症の原因
□ ネットやゲーム以外の楽しみを知らない子供たち
□ ゲームや動画にはまり友達と遊ばない小学生
□ LINEなどでいじめに巻き込まれる中高生
□ ネット・スマホ依存症に陥り部屋に閉じこもる夫
□ 暇を持て余し常にスマホをいじるネット依存症
□ スマホ・ネット・ゲーム依存症の克服へ
依存症 | 不登校・引きこもり |
一日何時間?
ネットやゲームが身近なものとなり、時間を潰すには手っ取り早い手段の一つですが、日常生活や社会生活にまで支障がでるようになれば、立派な依存症となり、生活の質が落ちると共に、将来への夢や希望を訴求することも無く、投げ出してしまう状況となり、周囲も危機を持つ結果となります。
朝目覚めたあなたは、まず何をされますか?起き抜けに何はさて置き、先ずはメールのチェック、フェイスブックやツイッター、最近流行のLINE等を矢継ぎ早に次々確認し、オンラインで情報を収集と一日のスタートから就寝前迄「ネットが中心の生活」をあなたは送っていませんか?
もちろん、今の時代インターネットの普及やスマホの登場によりそれらを無視しての生活はあり得ませんし、欠かせない存在にもなっています。しかしそれらのコミュニケーションツールに依存し過ぎる人達が近年増加の一途を辿ってい ます。
様々なオンラインサービスが供給され増殖し続けている便利なツールであるが故に、日常生活に支障が起きてしまう程利用し過ぎる方が当名古屋聖心こころセラピーにも相談に来られます。
通常の限度を超え、家族間の会話中、食事中やお風呂、トイレでもネットやゲーム等に常に夢中になり、自分自身ではもはや制御不能状態で、家族や学業、仕事や恋愛にも支障を来たす迄になると、改善する為のセラピーが必要なのではないでしょうか。
この場合自分自身に疑問を抱き来られるケースもありますが、家族や恋人が依存症の本人を連れて来られる場合が多くを占めます。本人は自分がネット依存症とは考えていないため自覚の無いのがこのインターネット依存症の特徴です。
ネットゲーム依存症・オンライン依存症
学業・仕事・家庭などの役割を後回しにしてまでもオンラインゲーム(ネットゲーム)に没頭する状態。毎日昼夜問わずゲームにログインし、何が何でもクリアするまで無制限に熱中し、ゲームをする行為自体が生活の最優先項目となっている場合はネットゲーム依存症となります。
子供に多く就寝前にも関わらず、脳がゲームにより興奮状態にある為、寝つきが悪く眠れないからまたゲームと負の連鎖が起こり、やがて不眠による昼夜逆転、そして学校を休みがちとなり、不登校→ひきこもり→ニートへと進行する危険性は甚大です。
ネットサーフィン依存症
特に目的が無いにも関わらず、長時間ウェブサイトを見て回るのが日常なっている場合をネットサーフィン依存症と言います。「暇だから」「別段これと言ってやることないし」と人生を積極的に楽しめていない方が多く見受けられます。「何かいいことないかな?」心の枯渇感が長時間に渡りネットサーフィン依存症を誘発します。
やはりネットサーフィン依存症は心の問題ですね。家族の視点から見ればジーと画面を見入り、手先以外は微動だにせず何時間も座り込んでる様は、少し不気味に映るかも知れません。
メール依存症
多くの相手や特定の個人とのメールのやりとりに一日の多くの時間を費やしてしまうのがメール依存症。実際のメールの送受信の作業時間は大したことでも無いかも知れませんが、メールの返信を気にしている時間が多ければやはりメール依存症です。
相手からメールの返信が届かないとソワソワ、イライラとブルーな気分に支配され落ち着きが無くなり目の前の事に集中力を保てなくなってしまい、学業・仕事に影響が出ます。いつも絶えず誰かと繋がって居たいという感情が強いのがメール依存症の特徴です。
スマホ依存症
いつもスマホに触れている。スマホが傍らに無いと不安になる、人との会話の途中でさえソワソワとスマホを手にしている。電車などで周りの乗客を見渡すと90%以上の方がスマホなどをスクロールしてますね。
移動時間なので効率良く情報処理をしていると思われますが、この中の幾人かはいつでもどこでも手放せなく一日に数時間もイジっていればスマホ依存症、スマホ中毒に該当しますのでご用心を。
就寝時に枕の横には電源入りのスマホがありメールや電話を待機状態、まるで非常事態に備えて仮眠をとっている消防士や救急隊員と変わらないですね。これでは安心して深い眠りにつくことなど出来るはずもありません。不眠・無気力・身体の倦怠感が当然起こってきます。
インターネット依存症・オンライン依存症・ネットサーフィン依存症・メール依存症・スマホ依存症は、分かってはいても自分の意思ではなかなか止めることが出来ず、学業・夫婦の時間・家族の時間など日常のすべき事の多くをこれらの依存症が原因で犠牲にしてしまっています。
ネットを利用していない時には心が不安や欲求を非常に強く感じるようになりストレスが急激に高まります。決して大袈裟な事では無く「それが無いと生きていけない」ぐらいの感覚に陥る状態になります。
母親が子供にゲームを注意し取り上げようとすると発狂する子供。妻が夫にネットサーフィンを注意するととたんに不機嫌になる。こんなことが続けば日常生活に支障が出ます。家族や周りの人に心配や迷惑が掛り、 不規則な生活から本人の健康を損なってしまう危険性すらあります。
「放っておけばそのうちに飽きるでしょ」は大誤解です。インターネット依存症は進行することがあっても、自然に収まることはまずありません。
なぜなら、ネット依存症の本人が依存症であることに気づいていないことが多い為、周りが注意をしたとしても「何がいけないの?」「誰も迷惑を掛けていないのだからいいだろう」「自分だけでじゃないんだ、みんなもやっている」が常套句で自分を正当化し防御線を張るのでやっかいではあります。
ネット依存症が進行すれば自分の世界に閉じこもってしまいニート・ひきこもり傾向が強まります。ネットに接続している時間が長くなればなる程家族と過ごす時間は減り、交友関係も希薄になり孤立の一途を辿ります。
ひきこもりやニートが部屋にこもりパソコンをしている姿はこの悪循環にはまり込むが余り、実社会との関わりがもはや面倒となっている状態とも言えるでしょう。結果的に疎外感、孤独感からうつ状態になるなど、精神面への影響も甘く見てはいけません。
インターネット依存症は大人だけでなく、現代では小学生にも見られるほどの深刻な問題になっていることをご存知でしょうか。子供達がネット依存症になる場合、ほとんどがゲームに熱中し過ぎるためです。最近ではいつでもどこでもゲームが出来てしまうため、お子さんが依存 症になっていることに気づきにくくなっています。
食事の時間でも部屋から出て来ない、一睡もせずにゲームを繰り返し、学校も理由をつけて 休みがちになれば、依存症を疑うべきです。
オンライン依存には現実の世界を直視したくないという心理が隠れています。現実生活の生活や仕事がうまくいかない時ほど、こうしたツールへの依存性が高まります。なぜならオンラインを通して人と交流を図ったり、ネットやメールに没頭することで、寂しさや不安を紛らわることができるからです。
また、心の底にある「ほかの人を信頼できない、相手に傷つけられることが怖い」という思いにより、安心感のある自分だけのバーチャル世界に浸ってしまうのです。メール依存症も「メールによってのみ自分を表現できる」という、現実世界での直接的な人とのコミュニケーションを恐れているとも考えられます。
本来、人間は外部とのコミュニケーションにより、傷ついたり癒したりしながら自分の心を成長させます。このまま依存状態を続けていては、いつまでたってもさみしさや不安を満たせないまま自分の世界に閉じこもる人生になってしまうでしょう。
ネットには新しいゲームが競う合うように次々に発表されており、射幸感を得るためにゲームに没頭する子たちもいます。
しかし、何時間もゲームに没頭することで学校に行かなくなってしまったり、家族の会話が無くなるほどゲームに没頭したり、ゲームをしていないとイライラするという状況に陥ったりもします。空き時間に少しするくらいならいいですが、普段やるべきこともできないほど没頭するのは依存症として治療を行う必要があるでしょう。
ネットやゲームで自分の生活を台無しにしてしまわないように気を付けることが大切です。
最近では、ゲームや動画などをスマホから手っ取り早く見られることで、学校から帰ってくると一目散にスマホやタブレットを手にする子も増えています。また、外部との接触の道具ともなり、悪意のある大人とつながるケースなども出てきています。
習い事に行ったり、友人と遊ぶ時間を作ったり、現実の世界で活動する時間を持てるといいのですが、なかなかできないケースも出てきています。スマホをしているとおとなしくしているということから、スマホの使用を許可している親もいます。
家に一人でいても、遊ぶ相手もおらず退屈なので、ゲームやスマホの動画を見ることで、楽しみを見出している場合もあります。しかし、それも時間が問題です。一日中見ている場合には少し考えないといけません。その背景には、父親が家庭不在であることや、両親ともに忙しく子供の相手をできない場合などもあります。
SNSでのいじめなどが問題にもなっています。直ぐに返事をしないといじめに遭うという理由で四六時中LINEなどのSNSが気になっているというケースもあります。中高生だけでなく、大人になってからも、ママ友関係などでLINEの返事をするのが億劫になるほどLINEが送られてくるという場合もあります。
そういう関係は一度きちんと整理することが大切になりますが、仲間外れにされるのではないかという不安もあり、ズルズルと関係を続けていしまいます。程よい距離感で付き合っていけるように、一度きちんと整理するといいでしょう。SNSなどでの集まりもありますが、適度な距離感のお付き合いでいいのではと考えます。
仲がいい子とは、LINEで話をするのもいいですが、気の向かないグループに無理やり参加する必要はないでしょう。自分一人の時間も大切にするようにして、大切な自分の時間をSNSに費やしてしまわないようにしましょう。
スマホやパソコンではいろいろな情報が得られますし、インターネットを始めると何時間でもパソコンの前にいることもあるでしょう。食事中にもスマホを手放さないことや、家にいるときもパソコンに向かっていて、家族と会話もない場合などもあります。
その場合には立派なインターネット依存症になっているので、パソコンから離れる時間を作ることが必要です。最初は時間を潰すために行っていたことでも、徐々にはまり込み気づくと一日パソコンの前にいたなんてこともあります。
最近は副業をすることや、出会い系サイトにはまっている方も多く、家族のコミュニケーションの弊害になることもしばしばあります。
家族のことをもう少し大切に思うのであれば、インターネットに費やしている時間を少し減らして、家族との交流時間を増やすことを積極的に心掛けなければ、一番大事な家族に亀裂や家庭問題が発生する可能性が高まります。お父さんがそれでは子供も真似てスマホやゲームにはまっても何も言えません。
インターネットを始めれば数多くの情報が目に入ってきますので、いくらでも時間を費やせるという特徴があります。休みの日には家族みんながパソコンやスマホに向かっているという家庭もあるほどです。しかし、現実の世界に目を向けてみると、家族であったり、地域であったり、それなりに興味も持てるものも多く出てくるでしょう。
現実の世界にも目を向けて、バーチャルな世界に閉じこもらないようにすることが必要です。なにか、情報に触れていないと不安だということもあるかもしれませんが、自分との対話時間や何もしないでボーっとすること、身近な家族と会話をする時間などを積極的に設けるといいでしょう。
家族や恋人は、あなたがインターネットにはまり込んでしまっているのを寂しく思っているかも知れません。
自分で治すことが難しいのであれば、聖心こころセラピーではインターネットにはまり込んでしまう心の状態を改善して、適度な使用に留めるように心をコントロールしていくお手伝いをしていますので、一度セラピーにお越しいただくことをお勧めします。
ネット中毒を克服するには、「なんとかしなくては」と本人が決心することから始まります。「今の生活を続けると未来はどうなってしまうのか」をイメージし「自分はどれくらいの時間をネットに費やしているのか」を十分に正確に把握し、今置かれている状況を自覚することが大切です。
セラピーでは「分かっていても自身では改善できない」部分を認知行動療法や潜在意識療法により、自らコントロール出来るよう誘導致します。そして自分の心の本質に目を向けることでバーチャルな世界やネットへの依存傾向を改善し、もう一度現実の社会の中で、人との温かい交流や信頼関係を築いていけるようにしていきます。