今ある苦悩の根本を紐解き思考の癖を修正し
問題を解決・克服するためのカウンセリング
< Contents >
□ 社交不安障害は人生の不利益である
□ 社交不安障害特有の不安を感じる状況
□ 強い不安・緊張に伴い起こる身体的症状
□ 社交不安障害に陥る年齢と時期がある
□ 社交不安障害4つのチェック
□ 社交不安障害にも原因はある
□ 社交不安障害が薬で治るとは思えない
□ 社交不安障害からの克服へ
□ プレゼン・発表の場や会食で激しい緊張
□ 初対面での会話が非常に苦手で避けたい
□ 社交不安障害は緊張の緩和が目的となる
□ 社交不安障害はトレーニングで乗り切る
□ 社交不安障害には視線恐怖の場合もある
□ 人のことを気にし過ぎる社交不安障害
□ 社交不安障害は自己評価の低さが原因
□ 避けてばかりではなく自助努力も必要
□ 社交不安障害克服にも順序がある
□ 社交不安障害であることを認めよう
□ 場数を踏み自分に自信をつけていく
□ 社交不安障害による人間関係を再構築する
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社交不安障害は人生の不利益である
社交不安障害(社会不安障害)とは、人との付き合い(社交場面)において、他者から悪い評価を受けるのではないか、馬鹿にされるのではないか、など不安を苦痛に思い、高じては職場や友人などの社会生活や日常生活に支障を来している状態を指します。
人前で発表する時に不安を感じる、周囲の人に注目されている時に緊張する、などは誰にでもある経験でしょう。大抵は繰り返しその行為を行うことで慣れてしまったり、一度始めてしまえばなんともなかったりと、不安、緊張は直ぐに解消されて行きます。
しかし、社交不安障害(社会不安障害)の方はその不安がいつまでも消えることなく継続し、その影響が身体の症状として現れ、次第に日常生活が困難になる場面が多くなります。
社交不安障害は、少し前までの日本では英語のSocial Anxiety Disorderを直訳した「社会不安障害」という名前で呼ばれていました。しかし、2008年から日本精神神経学会においてより症状に対する誤解の少ない「社交不安障害」という名称を使うように変更がなされました。では、具体的に社交不安障害の主な症状を見てみましょう。
社交不安障害特有の不安を感じる状況
● 会議で自分の意見を言う
● 人前で何らかの作業や行動をとる
● 試験、講習会、セミナーを受ける
● 食事や遊びに誘われる、または誘う
● 知らない人と会話する、作業をする
● 宴会の幹事や催し物の企画を任命される
● 同僚や先輩・上司に質問や頼みごとをする
● 目上の人、権威のある人と会話、面談する
強い不安感・緊張に伴い起こる身体的症状
● 息が詰まる
● 眩暈がする
● 動悸がする
● 冷や汗をかく
● 吐き気がする
● 身体や声が震える
● 混乱し、動揺する
● 前日から眠れなくなる
● トイレに行きたくなる
● 顔がほてる・ 赤面する
● 口の中がカラカラに渇く
社交不安障害(社会不安障害)の症状・特徴を一つ一つ取り上げて見れば、ちょっと緊張しただけのことで、その人がただ単に「あがり症」や「恥ずかしがり屋」なだけなのではないか、と思われがちですが「社交不安障害・社会不安障害」という不安障害は決して性格的問題などではなく、気持ちの制御の仕方に問題が生じている状態を言います。
社交不安障害(社会不安障害)の特徴に、本人にも「自分は過剰に不安を感じている」という自覚があるという点が挙げられます。性格の場合は本人に自覚がない場合も多いのですが、社会不安障害の方は自覚がある為「自分が緊張してしまうこと」がまたネガティブな評価を生み出すのではないかと不安に思い、更に恐怖をつのらせます。
こうして症状が悪化していくと、自身が恐怖を感じる場所、恐怖を感じる状況が起きそうな場所へ行くことを避けるようになっていきます。
何らかの理由でどうしてもその場所へ行かなければならなくなった場合、その場所に行く前から不安を覚え、いつも以上にもっと(実際はそれほど注目されていなかったとしても)注目されている、評価されている、と感じ、周囲の目が気になって仕方がなくなります。
恐怖の対象が学校や職場になることも非常に多く、その場合は本人の生活に支障をきたすようになります。また、辛い気持ちを少しでも軽減しようと、お酒を飲む、煙草を吸う等の特定の行動を繰り返すうち、その行動の依存症に陥ってしまうこともあります。(アルコール依存症・買い物依存症等)
社交不安障害に陥る年齢と時期がある
社交不安障害は、精神疾患の中でも若い人がかかりやすいものだと言われています。特に思春期である10代半ばから発症することが多いようです。その一方で、仕事での昇進、栄転などで人と接する機会が増える30~40代で発症される方も少なくありません。
思春期前に社交不安障害を発症するケースもあります。その場合、特徴として述べた「自身の不安は行き過ぎている」という認識が例外的に出来ていないことがあります。その場合、知らない人と接するのを怖がる、知らない人と会うのを嫌がる等の形で症状が現れます。
社交不安障害4つのチェック
以下の項目に全てあてはまる場合、社交不安障害の可能性があります。
● 人前での行動(食事、スピーチ等)人から注目されていると思うと、怖くなり、戸惑う
● 人前での行動から起きる不安は、自分でも過剰だと思う
● 不安に思う対象、状況を避けてしまう、じっと我慢して耐える程に辛い
● 不安感によって社会生活に支障をきたしている。または著しい苦痛を感じている
社交不安障害にも原因はある
現在も研究が進められていますが、医学的・病理的にははっきりとした原因が分かっていないのが現状です。仮説として、気分を落ち着かせる物質や、緊張を促す物質の生産されるバランスが崩れてしまっているから、という説や、脳の恐怖の信号を伝える部位が過剰に反応している(何故かは不明)、という説が存在します。
このように病理的・生理学的な原因は解明されていません。しかし、何故特定の対象に恐怖や不安を感じるのか、という点では、本人の経験や育ってきた環境に原因を見つけられることが殆どです。また、自分自身で原因が分らないからといって「この症状は治らないんだ」と諦める必要も全くありません。克服への治療法は存在します。
社交不安障害が薬で治るとは思えない
社交不安障害の治療法には大きく分けて精神科や心療内科で行う薬物療法、セラピーなどで行う精神療法が存在します。
薬物療法(病院)
脳内物質のバランスをとる薬を用いることで、症状を緩和する薬があるようです。よく使用される薬物として「抗不安剤」「精神安定剤」などが挙げられます。
しかしあくまでも薬物療法は対処療法の場合が多く、根本療法とまでは難しいのが現状です。その理由はこの社交不安障害・社会不安障害の場合には「考え方・捉え方」の問題がその大部分を占めています。薬で考え方や捉え方が変わる訳が無いため、ここに薬物療法の限界があります。
医師の指示に従い対処療法である薬物療法を受けつつ根本問題に対しての精神療法を併用することをお勧めします。
精神療法(セラピー)
当、名古屋聖心こころセラピーで行うものです。
精神療法でよく行われるものとして「認知療法」「行動療法」などが挙げられます。
「認知療法」は何故自分が不安や恐怖を感じるのか、自分の思考の流れを理解し、不安を感じにくいような考え方、認識を身につけていきます。そうすることで、自身の不安に思う気持ちを意識的に、ゆくゆくは無意識にコントロールしていけるようにします。
「行動療法」では不安を引き起こす対象や状況にあえて飛び込むことで、徐々に不安を起こさないように気持ちを慣れさせていく「暴露療法」が一般的です。
社交不安障害からの克服へ
社交不安障害・社会不安障害は本人にとってはとても辛いものです。人生に人との関わりは不可欠です。その最重要項目に不備があっては人生を楽しむどころか苦痛となってしまいます。この問題の克服は思う程難しいものではありません。ほんの少しだけ勇気を持って是非お越し下さい。不安を期待にどんどん変換して行きます。
聖心こころセラピーでは、上で挙げた「認知行動療法」の他に「ヒプノセラピー」等を組み合わせることで、その人に最適な手段を用い、社交不安障害・社会不安障害からの脱却へ導きます。
プレゼン・発表の場や会食で激しい緊張
社交不安障害の場合、学校の授業の場であったり、会社でのプレゼンの場であったり、何かを人前で発表をする時などに、通常とは言えない程に極度の緊張を伴い具合が悪くなることもあります。また、その場に行くことに強い拒絶感を覚えて、会社や学校に行けなくなるケースもあります。
また、人と食事をするということが怖くなってしまい、食堂などに行けずに、ご飯を食べられないまま一日を過ごすといった場合もあります。そして自分は周りの人から変だと思われていないかなど気になることが沢山出てきてしまい、人前に出ることが怖くなってしまう場合などもあります。
そうすればなかなか家から出られなくなってしまい、結果不登校や引きこもりやニートなどになってしまうケースも出てきます。
初対面での会話が非常に苦手で避けたい
初対面の人、見知らぬ人や目上の人と話をするのは誰でも緊張するものですが、それが顕著に表れて、赤面や吃音気味になってしまうことや、仕事などでもお客さんと話をする時には過度に緊張してしまうという場合などもあります。
大人になっても恥ずかしがり屋などの性格は子供の頃から継続して持っている性質でもあり、本人自身もなかなか直すことが出来ないと思い込んでいるいることも多いのですが、カウンセリングなどを通して、少しずつ、性格を改善していくことも充分に可能です。
仕事などでは、最初は分からないことも多いですが、次第に経験を積んでいくことで自分の自信になっていくことも多いですし、緊張するから、周りの目が気になるからと避けてしまわないで、思い切ってやってみることも必要になります。
その際に起こる緊張や不安感などは、その発表を成功させるべく努力をするための原動力にもなりますので、しっかり準備を整えて挑む事が大切です。
社交不安障害は緊張の緩和が目的となる
社交不安障害になる場合には、人前に出た時などに極度に緊張することなどが挙げられますので、その緊張感を和らげるために医師の処方箋の元、精神安定剤などが用いられることもあります。過敏になっている神経を鎮めるためにも用いられるもので、それで少し感覚が鈍くなると、些細なことに反応することなく毎日が過ごしやすくなります。
つらい時には無理して人に会うこともありませんが、少しずつ場慣れしていくことでも、緊張状態が緩和されることはあるでしょう。また、緊張のあまり顔が真っ赤になってしまうことや、何も話せなくなると、自分の自信喪失にも繋がります。
そのような場合なども、カウンセリングなどを通して、自分が緊張してしまうことなどを自分の中で整理していく内に、徐々に気持ちが落ち着いてくることもあるでしょう。
社交不安障害はトレーニングで乗り切る
社交不安障害の場合には、大勢の人の前に出ると緊張するということもあるのですが、その場に立ったらどのように振舞うのかということを事前にトレーニングしておくことでも緊張はある程度緩和されます。
あの場所に行ったら、きちんと席に座り、行動して、帰ってくるという一連のシミュレーションを行っておくことでも緊張は緩和されるでしょう。また、つい人の目などが気になってしまい、相手に変に思われるのではないかとか、笑われるかもしれないといったような不安がよぎることもあります。
そんな場合にも、「気のせいかな」とか「誰も自分のことは見ていないよね」のような考え方を持つこともでも緩和される場合もあります。
成人し大人になれば周りの人は思ったほど自分のことを見ていないということなどが分かってくるのですが、特に若い頃には自意識過剰になり、異常に人の目が気になることも多いですし、また人から色々と言われる機会も多い時期なので、社交不安障害に陥ることは珍しいことではありません。
自分の身だしなみや行動をチェックするためには、一定の人の目があることで、効果が出る場合もありますし、気にするかどうかということはバランスの問題もあるでしょう。
社交不安障害には視線恐怖の場合もある
自分の行動に自信がない場合など、見られていることへの恐怖感を感じる場合もあるのですが、段々と慣れてくる事により改善してくる場合も多いです。
最初は分からない事やどうしたらいいのだろうと思う事なども多いのですが、様々な注意を受けることや、意見や指導を頂くことで、こうすればいいのだな。ということが分かって来れば自分の行動に自信が持てるようになり、一つまた一つと自分がレベルアップしていきます。
分からない事に関する不安感や恐怖感は大きいですが、このように振舞うといいのだ。というような感覚が身につくことで、人前であっても恐怖感や不安感を感じることが少なくなるケースもありますので、普段から人前で話す訓練をすることや人前に出かけることなども取り組めば良い結果が得られる筈です。
人目が怖いからとこもってしまえば外に出られなくなってしまうこともありますので、人に会う回数をコントロールしながら行動を起こしていけるといいでしょう。大勢の前で話すことが苦手であれば、少人数に話すことから始めても良いでしょう。
人のことを気にし過ぎる社交不安障害
社交不安障害に陥れば、皆が自分のことを逐一観察して何かを言ってくるのではないかと思ってしまうこともあります。確かに、若いうちは親や会社の上司など、自分の行動に対してとやかく言ってくる人はいるものですが、それも自分なりに一定の範囲であれば大丈夫という基準を持つと良いでしょう。
本などで勉強することもいいですし、カウンセリングなどを受けて、どの程度であれば正常な範囲であるのかを知ることも大切です。何事も行き過ぎてしまうと、生活に支障が出ますので、自分が過度に人目を気にしていないかなどをよく知る必要も出てくるでしょう。
社交不安障害のままで居れば、過度に緊張してしまうことで余計に、奇妙な行動に移ってしまうことにもなります。緊張を避けるあまりに、人目を避けて、部屋に閉じこもってしまうことなどもあり、何らかの対策を講じる必要となるケースも多くあります。
社交不安障害は自己評価の低さが原因
社交不安障害であれば、人ごみに行くだけで皆んなが自分を見ている、笑っているとか、自分のことを馬鹿にしているとか、自分のことを悪く思っていると極端に悪く考えガチになってしまうのですが、実際のところ、人はそこまで自分のことを気にしていることは少ないです。
自分と自分の興味のある人には何かの関心を向けることがありますが、一般的には、無関心でいることのほうが圧倒的に多いでしょう。
しかし、親から過保護であることや過干渉な教育を受けている場合には、自分のやっていることに自信が持てずに、常にこれでいいのかな。とか自分は変に思われていないかなといった感覚を持ってしまう場合もあります。
また、人から批判や何かを言われることを極端に嫌う傾向があるので、何か言われることが怖いと感じて自宅に引きこもってしまうケースもあります。何か言われても、関係ないわ。くらいの気持ちでいられるといいのですが、そこは気にしやすい性格もあるのかなかなか難しい場合も多いです。
また、毎日の気分などが関係して、自分はダメだなぁとかつらいなぁという気持ちが内包していることで、より気力を奪っていることもあります。
避けてばかりではなく自助努力も必要
何の準備もなく、行動を起こすことは、失敗にも繋がってしまうことであり、不安感や恐怖感を感じるのであれば、なんらかの自分なりの対策をとることも必要になります。人前で発表するのであれば、事前に準備して、発表練習なども行っておくといいかもしれません。
朝礼などであれば、日々のニュースなどにも目を向けて自分の意見を言えるようなトレーニングを行うことも効果的です。若い人たちにそういった機会が多くなるのは、自分の意見をまとめて言えるようにするためのトレーニングの一環もあると思われます。
そうした意図をくみ取りつつ、多少不完全なものであってもいいや。くらいの気持ちで大らかに望めるといいのですが、社交不安障害の人には完璧主義な人も多く、失敗を怖がる傾向にありますので、避けてしまう場合もあるのでしょう。
一人で変えていくことが難しければ、カウンセリングなどを通して、誰かに応援やアドバイスをもらいながら取り組んでいくこともいいでしょう。自分では、よくわかっていないことでも、人から見るとこう見えるというのがわかることは大変勉強になります。
社交不安障害克服にも順序がある
職種や役職などで大人数の中で話すことが難しければ、最初は少人数で話すところから始めるのもいいでしょう。
社交不安障害の方には、昇進したりすると責任ある行動や役割を求められるため、それを恐れて嫌がり転職してしまうという人もいる程ですが、昇進するということは会社から自分の実力が認められている訳ですので、そこは自信をもって仕事に取り組んで行く道を進んで行きたいものです。
もちろん大変になってくる部分も出てくると思いますので、その点はあまりに大変なことに関しては周囲にも相談することがいいでしょう。相談できないほど社交不安障害が酷くなっている場合には、そのことを説明して理解をしてもらうことも大切になってくるかもしれません。
こうこうこんな状態が今の自分にはつらいということをきちんと周囲に伝えて、それを改善していくための対策を講じて行くことも必要でしょう。カウンセリングなどを通して、なぜ自分がそう思ってしまうのかということを考えることで原因を良く理解するところから始めましょう。
決して性格だからと諦めてしまわないで、自分の考え方を少しずつ変えていくことも治療の第一歩です。
社交不安障害であることを認めよう
社交不安障害のまま過ごしていれば、日常生活にも多くの支障が出ていることが多いです。公衆の面前で話すのが怖いということだけでなく、同僚や家族、友人などに頼みごとをするのが苦痛だとか、外に出て歩いていると皆んなに奇異に思われ笑われているのではないかと不安だ。とか様々な不安が側にある場合も多いです。
そういったものを自分で自覚して、逃げるのではなく、そういった場に身を置いて慣れてみるということも必要になってくるでしょう。またあれこれと周りから言われることで、どうして良いのか分からなくなってしまうという場合もあります。
そのような場合にでも、自分でどの辺りから取り組むと良いのかということを、カウンセリングなどを通して整理できるようになれば、変わって行く自分が嬉しくも楽しくもあります。強くなるにはまず弱さを知り認める事です。そうすれば自分の人への苦手に対しコンプレックスを払拭出来るようになります。
こんな時に不安を感じる。そんな気持ちを人に笑いながら話せる日が来ます。
場数を踏み自分に自信をつけていく
人の前で何かを話すことや、自分の言いたいことを言うことで緊張する場合には、自分の意見を言うことの練習をしてみるのもいいでしょう。まずは、家族や友人などの話の出来る相手から始めてみて、順を追い、少し距離のある人に対しても自分の意思を伝えられるように努めていくことも必要です。
知らない相手ですとその人の特徴なども余り掴めませんので、発言することが怖いと感じる場合もありますが、最初はまず相手の話を聞くことに徹するのもいいかもしれません。相手がどんな人であるかが次第に分かって来れば、どのように発言すると良いのかが分かる場合も増えて行きます。
その場合も無理して合わせる必要はありません。自分の出来る範囲で合わせていけばいいので、合う人もいれば合わない人もいるさ。くらいの大らかな気持ちで考えていきましょう。
社交不安障害による人間関係を再構築する
社交不安障害であれば、知らず知らずの内に、人間関係などを避けてしまいますが、少し勇気を出して、人と話をしてみることなど自分から働き掛けてみるのもいいでしょう。一人自宅で不安になっていると暗い方に物事をを考えてしまいがちになります。
いきなり色々な人に話しかけることは大変ですので、精神科やカウンセリングで話をして、トレーニングをするのもいいでしょう。
聖心こころセラピーでは、精神療法などを通して、自分の性格や考え方を変化させていくカウンセリングを行っていますので、少しずつ自分の気持ちを言葉にするトレーニングを積みながら、自分の性格やライフスタイルを変えていくことが可能です。
このままではマズイなぁと思っている場合などは、一度カウンセリングにお越しになり考え方や思考パターンに変化を促し社交不安障害を克服しましょう。
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テスト結果
このセルフテストの結果に関してはあくまでも個人の参考程度に留めていただくことをご承知置きください
0~19%
大丈夫、問題ありません
~9%までの人は特に問題はないと思われます。10%~19%は通常で言うシャイな人レベル、一般的な数値であり大丈夫ですので安心して下さい。
20~29%
少し注意が必要です
少し社会生活を送る上で心配な数字です。原因を早期に解明し対処することが賢明だと思われます。クリニックへ行く程のレベルではないと思いますが、身近な人に相談することをお勧めします。場合によってはカウンセリングもとても有効な手段と思われます。
30~49%
解決に向け対策が必要です
危険水域です。この世の中で生きていく以上、人間関係は避けては通れません。避け続けるには限界があり、「こんな自分ではダメだ」と自分自身を攻撃対象としてしまうこともあります。
社交不安障害はクリニックの分野ではなく、カウンセリングを受けるなどして適切な対処が必要だと思います。この生き辛さの問題をいつまでも放置してはいけません。これ以上にレベルが上がってしまえば、生活や仕事に支障が起きる可能性が非常に高いと思われます。
まずは「社交不安障害」をよく読んで頂き理解を深めてください。人付き合いが辛いとお感じの方、自分で不安のコントロールが難しい場合は、ぜひカウンセリングをご検討ください。これまで苦手だった人付き合いが、気負いなく楽しく感じられることは十分に可能です。
50~100%
大きく問題があります
速やかにカウンセリングに来て頂くレベルです。社交不安障害は「生き辛さ」が特徴です。
人前で何かを発表するような場面では赤面、手汗、手足が震えたりの身体異常が現れたり、家族以外の人と一緒に食事をする場面では強い緊張で喉が締め付けられるような感じに襲われとても食事をすることはできない、学校や会社に行くことを考えるだけで身体が強ばり寝付くことができない。
このレベルであれば心的健康は保たれてはいないはずであり、今現在においても学校や仕事など様々な支障や問題が生じていると思われます。
殆どの場合はカウンセリングやコーチング、認知行動療法などで効果は見込める種類の障害であり、医療機関では無くカウンセリングの方が有効な場合も多いです。カウンセリングに向かうことやカウンセリング自体に大きなハードルを感じられるかもしれません。しかし心配は無用です。
勇気を持って一度カウンセリングにお越しください。今後の人生を考えれば人間関係が苦手な社交不安障害からもたらされる憂鬱、苦悩の原因を解明し根本への対処の取り組みが必要であり、やることをやれば大丈夫です。 人間関係にも社会においてもストレスフリーな生き方は十分に可能です。
是非、問題解決のためにお越しくださることをお待ちしております。
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