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心理療法の有効性

今ある悩み・苦しみの思考を修正し 問題を解決・克服するためのカウンセリング

 
心理療法の有効性   心理療法とは不思議体験の療法ではなく、過去に身に付いた自分自身を苦しめる歪んだ認知を正しいものへと変化を促し、心を落ち着かせ冷静に新しい思考パターンを受け入れ易くするために有効であり、その療法には幾種類かがある

 < Contents >

 
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 心理療法の有効性

聖心こころセラピーでは、カウンセリングを中心に必要に応じ「心理療法」を組み合わせ、早期に不安や苦悩を取り除ける「結果」を出すよう取り組んでいます。

基本は感情が先行する思考パターンを、今後二度と同じことで立ち止まり同じように悩み苦しむことのないように論理的思考へと促します。そして論理的思考を定着させ確立することを目指します。

そのような考えがスムーズに移行し定着される方と、「でも、けど」のように受け入れることがなかなか難しい方もやはりいらっしゃいます。そして後者の方には「心理療法」を技法としてカウンセリングに絡めながら積極的に用います。

強い不安や緊張、恐怖などを、意識と共に身体へのトラウマも形成されてしまっている状態には、それに適した「ヒプノセラピー」などの心理療法をカウンセリングと共に並行し改善へと進めて行きます。

忘れたい嫌な思い出を軽く思える心に適した心理療法もあり、また認知の歪みを正して行く「認知行動療法」も積極的に用いていきます。

カウンセリングの際にご希望の心理療法がもしあればお伝え下さい。そして問題解決に適した心理療法であると判断すれば積極的に用いていきます。

 心理療法の目的

カウンセリングでは本来、クライアント様の悩みに寄り添い、お話に耳を傾けるという手法で、カウンセリングを行うことをメインに行われてきましたが、名古屋聖心こころセラピーでは、耳を傾けるとともに、新しい考え方ができるようにすることで、その胸の苦しさや重さを心理療法を用いて緩和していきます。

 まずは、自分の心の重荷を下ろす

カウンセリングを行う際には、まずは、荷下ろしという効果が期待できます。カタルシスとも呼ばれています。それまでは誰にも打ち明けられずに一人で背負っていた荷物をいったんおろして一休みすることで、また歩き出そうという力と勇気を取り戻す場合も多いです。

毎日、悩みを抱えて重苦しさの中で生きている場合には、いったんその心の内を見せることで少し楽になることもあります。

 問題を整理する

問題やこじれた関係性が整理されることが一般的な効果があります。言葉や箱庭などのイメージを表現することで、混乱していた状況を少し遠くから眺めることもできるようになりますし、抱えておくことができるようにもなります。

身近なことで問題があるとそれを抱え込んでいるだけでもつらくなりますが、話をしていく上でどんなことが問題であるかなどをしっかりと整理できることで心の持ち方も変わってきます。

 問題に対処し、問題を解決する

自分の抱えている問題や関係を遠くから眺めることで、その事態に対処しやすくなり、問題解決への決断などを行いやすくなります。すれちがったり、こじれていた人間関係が修復されることで、関係が解決したり、精神疾患が回復することも多くなります。

 自己肯定感を高める

自分を振り返ると、自分の感情や価値観が見えやすくなります。また、自分を許容できると、自己肯定感や自己一致を得やすくなります。自分の考え方や価値観が極端であることや、現実離れしているときには、現実と折り合いがつくように調整しやすくなります。

また、自分が何を大切にして生きていきたいかをはっきりとさせることで、人生に対する目標や指針を手に入れることも可能になります。

 「でも・・・けど・・・」を変えていく

自分の中にできている考え方のパターンをカウンセラーの助言により変えていくトレーニングを行っていきます。自分の考え方は幼い頃より植え付けられた価値観で構成されたものであり、それは自分には合っているのでしょうか。自分に合った価値観を見つけ出して、自分の生きやすいように生きていけるといいのではないでしょうか。

他人の価値観の中でがんじがらめになってしまい苦しい思いをしている場合には、カウンセリングを行うことでその苦しさを理解し、どのように考えていけば心が楽になるのかを知ることも可能です。

 悪い思いも軽くなる心理療法

幼い頃に感じた悪い思い出や何か辛いことも心に抱えるときに、心が必要以上に傷んでしまわないような考え方をしていきます。自分一人で考えているとどんどんとドツボにはまってしまうような場合でも、カウンセリングによって考え方のクセを知って、それを少しずつ改めるようにすることで、考え方が変わり生きやすくなることもあります。

自分は駄目なのだという思いが多いのであれば、少しくらいいいか。とか、そんなこともあるさという風に自分を責めすぎないように自分の考えを変えていくといいでしょう。

家族や両親などにお前は駄目だと言われてきたのであれば、その考え方が植え付けられている可能性がありますので、カウンセリングを通して自分は全然ダメではないことに気付くことが出来れば、日常生活も変わっていくでしょう。

 自分の心持ちで生活は変わる

何か人には言えない悩みを抱えているのであれば、その心の内を話すだけでも心は軽くなります。それは人にはあまり言えないような辛いことかもしれません。しかしそこで、辛いということに終始するのではなく、どうすれば楽に楽しく過ごしていけるのかどうかということを、カウンセリングで習得していきます。

トラウマなどが原因で心が臆病になっている状態かもしれません。もう傷つきたくないと思うばかりに、自分を守るために起こっている現象かもしれません。しかし、それをとっぱらっても幸せに生きていけることが分かれば、世界は変わるでしょう。

こうあらねばならないといった強迫観念の中で生きていかずとも、これでいいのだと考えられるようになるかもしれません。

 植え付けられた価値観の歪みを正す

子供の頃より、こうあるべきだ。こうして欲しいなどの価値観や要求にこたえて生きてきたことはないでしょうか。そういった価値観の中で生きてきて、少し違うかもしれないとか、少し苦しいなと思うこともあったのではないでしょうか。自分のしたいことやできることと求められるものが異なる場合もあったかもしれません。

自分の中にある価値観は他の人より押し付けられた自分には合わないものの可能性もあります。しかし、それに気づかず「なんだか辛い・・・。」というような感覚で毎日過ごしている可能性もあります。

考え方を変えることで楽になれることもありますので、カウンセリングでどのように考え方を変えていくのかを習得するのもいいのではないでしょうか。

「男の子だから・・・。」「女の子だから・・・。」「お兄ちゃんだから・・・。」「お姉ちゃんだから・・・。」など親や親せきから課せられた役目などがあり、知らないうちに他人の期待に応えようと頑張ってしまうこともあるでしょう。それらのことに疲れや違和感を持ったら、それを外に吐き出してみるのもいいのではいないでしょうか。

 カウンセリングにも副作用がある

カウンセリングは一般的に効果のあるものでもありますが、同時に副作用が出る場合もあります。自分の心の奥底を出す行為でもあるので、その行為を行うことで余計に疲れてしまうことや、自分の心を眺める元気のない時には負担になる行為かもしれません。

また、人間関係に混乱をきたす場合には、カウンセリングにおいても同じような関係になることもあります。相手に依存しすぎてしまうことや、不安や恐怖などの感情が大きくなる可能性もあります。決まった枠組みに従って自分のことを話していくという行為は、厳しい行為であるとも言えます。

自分の見たくない感情や思い出したくない思い出などがよみがえる可能性もあります。そんな自分の中の見たくないものも出すことになりますので、カウンセリングで余計に感情が揺さぶられてしまい辛くなることもあります。

 自分の心を整理する

そういった中でも、こんがらがった辛さを背負った心を静めるには、カウンセリングは効果的です。自分では本当はこう思うのにということを自分で自分にふたをしている場合もあります。

辛いと思う原因はどんなことなのか、そのように考えてしまう根本はどこにあるのかということを理解できると自分の考え方の癖が分かり、がんじがらめになってしまうことも分かってくるでしょう。

カウンセリングではその考え方によって辛くなることを吐き出すとともに、その考えにがんじがらめにならないように、自分の心の中を変えていくというカウンセリングを行っていきます。みんなはこういうけれど、私はこう思うとか、あんなこと言われたけれど、こう感じるといったことなど自分の心を整理整頓できるでしょう。

 薬物などを使用しない治療方法

心理療法を使ったカウンセリングでは精神科のようにお薬を使うことがないのも特徴的です。心の中を整理して自分の考えを変えていくという方式で治療を行っていきます。

薬物療法による対応は、対処療法になりますので、一時的に不安を緩和したり、恐怖心を取り除いたり、イライラを緩和することはできますが、根本的に治療することはできません。

もちろん効果のあるものですので、否定するわけではありませんが、カウンセリングなどを通して自分の心と向き合って、自分の心の声を聴くだけでもだいぶ変わります。現代社会においては、いろいろな障壁も多く、こう生きたいということがあってもそれが達成されない場合もあるでしょう。

親子間の人間関係のいろいろなども自分の毎日に生活の中に深くかかわっていると思います。そのようなしがらみの中で辛くなってしまうことや、考え込んでしまうこともあるかもしれません。そんなときに、話をして、自分の人生の指針を見つけていくことができれば、より能動的に自分の人生を歩めるようになるでしょう。

 相手よりまずは自分が変わること

過去と人は変えられないと言います。もし何か物事を変えたいと思うのであれば、自分が変わっていく必要があります。あなたの気持ちが変わり対応が変わることによって、周りも変わっていく可能性もあります。

自分に自信がないのであれば、自分を大切にしていたわり、自分は価値のある人間であると思えば一人でもできる人間なのだと思えるようになるでしょう。あなたは駄目だ。とかあなたには無理だといった文句を言う人とは離れることもいいでしょう。駄目だと思いたくなくても過去の経験からやっぱりダメかな。

とか思ってしまいがちになりますが、できるのだ。やるのだ。と思うことで変わってくることもあるでしょう。自分に自信をもって、毎日を過ごしていけるように、考え方を変えていくことが必要になるでしょう。

駄目だとか認めないといった感情はその場の一時の感情で出ていることも多く、本当にあなたのことを考えての発言ではない場合もあります。幼い頃から認めてもらえて、自分の存在が愛されるべき存在であることを感じられればいいのですが、そういったことを感じられずに生きてきた場合などもあります。

しかし、自分はできる存在なのだと思い、考え方を変えていくことで、人生が変わっていく場合もあります。

 自分ではわからない考え方のクセ

自分一人で考えていると考え方の癖に気づかないこともあります。その考え方は幼い頃のトラウマや周りの価値観により形成されてきたものかもしれません。絶対的なものではなく、世間一般でこういわれるからと形成されてきたもので、自分に合っているかどうかというのはよくわからないものである場合もあります。

そういったものが分からずに相手の価値観に合わせていると、自分で自分の人生を生きているという実感がわかずになんだか合わない気がするのだけど、何か違うようなといった感覚になることもありますし、何か起きたときに責任転換をして投げ出してしまうこともあるかもしれません。

自分で決めて自分の人生を生きるために、自分の心の中をよく確認して、能動的に生きていけるようにしていきましょう。心理療法ではそういったカウンセリングも行っていますので、考え方を変えるトレーニングをすることで、辛く感じたり、重苦しく感じたりする感覚そのものを変えていける可能性もあります。

 考えや発言の中に見えてくるもの

生きづらさを感じている場合に、どうしてそのように考えてしまうのか、そのような発言をしてしまうのかなどが見えてくる場合もあります。普通のカウンセリングではその重苦しい感情を吐き出すことで、少し楽になることがありますが、またその考え方にとらわれるために、また重苦しい感情を抱え込むことになります。

そこで、その考え方自体を少し変化させていき、心に重苦しさが溜まらないようにしていくことを目的としています。自分では気が付かなかった意外なところに原因が隠されている場合もあります。そういったものを整理整頓していくことで、今まで感じていた重苦しさなどが軽くなっていくこともあります。

こうあるべきだと思う自分と実際の自分の間にギャップを感じる場合でも、考え方を少し変えるだけでも、気持ちが楽になる場合もあります。完璧主義である場合には、~であらねばならないといったような考え方を少し変えて、そんなこともあるさ。と考えて、上手くいった場合には、自分はよくできたと褒めてあげることもいいでしょう。

自分を認めてあげることで自分自身に自信がわいてくることもありますし、駄目な自分もそういうこともあるさ。と思えるようになれば、少し気持ちが楽になるでしょう。バランスのとれた考え方ができるようにしていきましょう。